昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、一時ポンド相場中心に荒れた展開となったが、ポンドの動きが一巡するとその後は米感謝祭休暇で、参加者が減少していることもあり、動意も薄くなった。  ポンドドルは、英国とEUがブレグジット草案で合意したとの報道を受けて、1.2927まで急伸後、EU側が「まだ交渉は、問題が残っている」との見解を示し、1.2792まで急落したが、再度1.2897レベルまで反発し揉み合いとなった。また、ユーロドルは、ポンドにつれて1.1434まで反発も、予想を下回る11月消費者信頼感指数の速報値もあって1.1391まで売りに押され、ドル円は、113.08を上値に112.88と狭い動きを続けた。  一方クロス円では、ユーロ円が一時129.10まで反発後128.71を下値推移、ポンド円は145.95まで上昇後、一時144.51まで急落したが145円ミドルに反転、オージー円は81.71から82.02、NZD円が76.67から75.91で上下、カナダ円は85.24から85.68まで反発した。