昨晩の海外

 金曜日の海外市場も、株価に一喜一憂する展開が続いた。NYダウは、530ドル安から一時68ドル安まで戻った後、296ドル安で引けた。また米第3四半期GDPは、予想を上回る好結果も10月ミシガン大消費者信頼感指数の確報値が、予想を下回ったことが相場の重しとなった。
 ドル円は、米GDPを受けて112.19まで反発も、上値を限定して111.38まで安値を一時更新後、ダウの反発を受けて112.10まで値を戻したが、その後じりじりを値を崩し、ユーロドルは、株価の下落を受けてECBの利上げが遠のくとの見方から1.1336まで売りに押された後、S&Pがイタリアの格付けを据え置いたことで1.1421まで反発、ポンドドルも1.2777から1.2842まで値を回復した。
 一方クロス円では、ユーロ円が126.64の安値から127.76、ポンド円が142.78から143.88、オージー円が78.57から79.55、NZD円が72.38から73.13、カナダ円も84.85から85.74まで買い戻された。