昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、プラス圏で始まった欧州株が軒並み下落したことで、一時もリスクオフが強まるも、その後イタリア株が持ち直してことで、巻き戻しが優勢となった。その他米長期金利が上げ渋ったこと、トランプ大統領が、「金利についてそんなに急ぐ必要はないと考える」と述べたことが、ドルの上値を抑えた。  ドル円は113.39から112.87まで売りに押され、ユーロドルは1.1432の安値から1.1503まで反発、ポンドドルも「欧州連合と英国のブレグジット交渉について、月曜日までに離脱条件が決まる可能性」と一部報道が伝えられたことで1.3033から1.3150まで買い戻しが優勢となった。  一方クロス円では、ユーロ円が130.23から129.34で上下、ポンド円は147.36から148.76まで反発、オージー円が79.84の安値から80.30、NZD円が72.76から73.15まで反発し、カナダ円が87.45から87.01まで下落後反転的となった。