昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、北米市場がレイバーデーの休場で、方向感に薄い展開が続いた。
 ドル円は、東京時間の安値110.85から111.18まで反発もこのレンジで推移、ユーロドルは、トルコ中銀が9月の政策決定会合で、金融スタンスの調整を行うと発表したことで1.1628まで買いが優勢となったが、ポンドドルは、弱い英製造業PMIや対ユーロでの売りに押され1.2856まで値を下げた。またユーロポンドは0.9033まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円が129.15まで反発の一方、ポンド円は142.85まで値を下げた後143.23を上値に揉み合い、オージー円が80.28、NZD円が73.53まで買い戻しが優勢となったが、カナダ円は、NAFTA交渉の不透明感で、85.12から84.75まで売りに押された。