昨晩の海外市場は、バルニエ欧州連合・首席交渉官が「EUは英国に前例のないパートナーシップを提示する用意がある」と表明したことで、ポンド相場が全面高の展開となった。また、一方で、米4-6月期GDP・改定値が速報から上回ったこと。ナスダックやS&P株価指数が、連日で史上最高値を付けたことで、クロス円中心に円売りが拡大した。 ポンドドルは、1.3033まで上昇、ユーロドルは、イタリア国債のECBの買い入れに関する報道で上下したが、ポンドにつれて1.1710まで値を上げ、ドル円は111.83まで上昇した。 一方クロス円では、ユーロ円が130.85、ポンド円が140.57、オージー円が81.66、NZD円が75.00、カナダ円が86.55まで買い戻しが優勢となった。