昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を控えて、ドルの買い戻しが優勢となった。米7月新築住宅販売件数は、予想を下回り、NYダウは125ドル安となるも影響は限定された。  ドル円が111.32まで上昇、ユーロドルは、予想を下回る8月消費者信頼感指数の影響は少なかったが、ディマイオ伊副首相が「移民問題が解決されなければ、EU予算にイタリアは拠出しない」と述べたことで1.1530まで下落、ポンドドルは、英国政府が「合意なきEU離脱」に備えるための文書を公表したことで、1.2805まで売りに押された。  一方クロス円では、ユーロ円が128.77まで一時買い優勢、ポンド円が143.03から142.44、オージー円が80.95から80.58、NZD円が74.12から73.80まで売りに押されたが、カナダ円は84.77から85.33まで一時反発した。