昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、トルコリラ相場の反発を受けて、ロンドン市場でリスク回避の巻き戻しが見えたが、トルコ向け融資が欧州金融機関の財務・経営を圧迫するとの懸念で、欧州通貨売りが再燃した。  ドル円は110.76を下値に111.32まで反発、ユーロドルは1.4230から1.1330まで売りに押され、ポンドドルも予想を上回る英7月雇用統計を受けて1.2828まで反発後1.2705まで値を下げた。  一方クロス円は、NYダウが150ドル高まで反発も、売りが優勢となった。ユーロ円は127.00から125.81まで下落、ポンド円が142.49から141.02、オージー円が80.83から80.23、NZD円が73.39から73.01まで売りに押されたが、カナダ円は84.58を下値に85.05まで反発した。