昨晩の海外市場は、中国政府が、8月23日から対米報復関税を実施すると発表したことで、リスク回避的な展開が優勢となった。 ドル円は、アジア株の下落を受けて110.84まで下落したが、その後111.19まで反発もじりじりと売りに押され、ユーロドルが1.1573の安値から1.1620まで反発、ポンドドルは、ブレグジットを再考する国民投票が実施される可能性が高まったことで1.2854の安値まで売りに押された。 一方クロス円では、ユーロ円は128.56、ポンド円が142.74、オージー円が82.09、NZD円が74.72まで一時下落、カナダ円は84.73まで下落後、カナダがNAFT協議に早ければ来週から参加するとの報道を受けて、85.33まで反発した。