昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ドルの買い戻しが優勢。米週間新規失業保険申請件数や6月耐久財受注額は、市場予想より弱い結果となったが、市場の反応は限定された。   ドル円は、中国の米大使館近郊で爆発事件が起きたことで110.59まで下落後111.25まで反発、ユーロドルは、ECBが政策金利を据え置いたが、ドラギ総裁が「大規模な金融緩和は引き続き必要」、「貿易戦争が欧州経済見通しを完全に違う雰囲気にする可能性ある」と示唆したため1.1731から1.1640まで売りに押され、ポンドドルも1.3106まで下落した。  一方クロス円は、軟調な展開。ユーロ円が129.45まで下落、ポンド円が145.74、オージー円が82.00、NZD円が75.41まで下落、カナダ円は87.80から85.23で上下した。