昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、トランプ大統領とユンケル欧州委員長の会談を控えて、トランプ米大統領が自身のツイッターで中国の貿易黒字に対して批判したこと、ワシントンポスト紙が「今年、自動車関税発動の可能性がある」と報じたことで、一時リスク回避の動きが強まったが、「トランプ米大統領とユンケル欧州委員長は貿易緊張の緩和で合意」と伝わると巻き戻し気味で引けた。  ドル円は、「日銀は次の金融政策決定会合で、年6兆円買っているETFの購入の見直しを検討する」と報じられたことで110.67まで下落後、111.09まで反発、ユーロドルは1.1712から1.1664まで下落したが、一巡簿は1.1739まで反発、ポンドドルも1.3133から1.3201まで反発した。  一方クロス円では、ユーロ円が129.41の安値から130.27、ポンド円が145.78から146.52、オージー円が82.10から82.83、NZD円が75.42から75.94、カナダ円が84.45から85.21まで買い戻しが優勢となった。