昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、半期・月末のフローもあり、ドルの売り戻しが優勢となった。米経済指標としては、5月コアPCEデフレーターや6月シカゴ購買部協会景気指数が、予想を上回ったが,5月個人所得や個人消費支出は、それほど強い結果とならず、影響は限定された。NYダウは一時300ドル近い上昇となったが、引けにかけて55ドル高まで値を消した。
 ドル円は110.94まで上昇、ユーロドルは、EU首脳会合で、難民問題解決に向けて前進したとの報道を受けて1.1690まで値を上げ、ポンドドルも英1-3月期GDP・確報値が、速報から上方修正されたことで1.3214まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円が129.47、ポンド円が146.35、オージー円が82.05、NZD円が75.15、カナダ円が84.38まで値を上げた。