昨晩の海外市場は、伊政局不安が和らいだことで、株価が反発。ドルが堅調、円が軟調な推移となった。また米4月製造業受注指数は、市場予想を下回ったが、影響は限定された。 ドル円109.37から109.85まで反発、ユーロドルは、ユーロ圏4月生産者物価指数が弱い結果となったが影響は薄く、1.1745から欧米貿易戦争の懸念から1.1670まで値を下げ、ポンドドルも1.3399から1.3295まで売りに押された。 一方クロス円では、ユーロ円が127.91から128.70まで反発も、このレンジで推移、ポンド円が146.91から145.85まで売りに押され、オージー円は、強い豪4月小売売上高をうけて84.02までじり高、NZD円が77.24まで値を上げ、カナダ円は84.95から84.61で上下した。