昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、伊政局不安が和らいだことで、リスク回避の巻き戻しが優勢となった。米経済指標としては、米5月ADP全国雇用者数や1-3月期GDPの改定値は、予想より弱かったが、NYダウが340ドルの反発となり、円売りを誘った。  ドル円は109.07まで上昇、ユーロドルが1.1676、ポンドドルが1.3308まで反発した。  その他ドルカナダは、カナダ中銀は政策金利を据え置いたが、声明がタカ派となったことで、1.2837まで下落、オージードル0.7585、NZDドルが0.6999まで上昇した。  一方クロス円では、ユーロ円が127.32、ポンド円が145.07、オージー円が82.62、NZD円76.29、カナダ円が84.95まで買い戻しが優勢となった。