昨晩の海外市場は、米4月雇用統計の結果を受けて、一時ドル売りが強まるも、その後は巻き戻しが優勢となった。米4月失業率は3.9%に低下するも、非農業部門雇用者数が+16.4万人、平均時給が前月比で+0.1%と予想を下回ったことが嫌気された。ただ、その後NYダウが一時の150ドル安から360高まで反発したことで、クロス円中心に買い戻しが優勢となった。 ドル円は、108.65の安値から109.28まで反発、ユーロドルは、1.1995から1.1911まで下落後巻き戻し、ポンドドルも1.3584から1.3487まで一時値を下げた後は、買い戻しが優勢となった。 クロス円では、ユーロ円が129.90の安値から130.56、ポンド円が147.08から147.83、オージー円が81.68から82.30、NZD円が76.26から76.65、カナダ円は84.37から84.99まで反発した。