Endeavour EX豪ドル円 中国政府による経済下支えが重要

一方向へのトレンド発生時に成績が上がるMultiAgentポンド円について、先週、ポンド円相場もまだ上昇が継続すると考えられますので、まだまだ使用継続で良いと書きましたが、3月10日のECB金融緩和発表後の混乱したマーケットに翻弄されました。

MultiAgent
ポンド円6ヶ月実績


その結果、利益を吐き出す形にはなりましたが、3月10日 04:15のエントリーは一矢を報いる勝ちトレードで終えています。

ポンド円マーケットは読みが難しい状況となってきたと思います。

一方、中国が財政出動することを明言して以来一貫して上昇しているのが豪ドル円相場です。
豪ドル円相場のストラテジーでトレンド発生に強いEndeavour EX豪ドル円の成績はグンと伸びました。


Endeavour EX
豪ドル円6ヶ月実績


Endeavour EX豪ドル円は、エントリーでは一目均衡表の雲抜けとADX、MACD、シグナルで順張り判定を行ない、決済は、2つの単純移動平均が交差した時点、または、エントリーした直後に設定する50Pipsの損切設定値のいずれかで行なうスイング、トレンドフォロー型の戦略を採っています。

上昇、下降いずれか一方向にトレンドが発生する時に威力を発揮するロジックですが、3月に入ってからの80円~86円にかけての上昇でしっかりと利益を計上しています。

今後1ヶ月で90円台まで行くという意見もありますが、3月に入ってからの上昇相場が今後も続けば再度大きな勝ちトレードを行なう可能性は非常に高いです。

2015年年末辺りから現在までの日足チャートと損益曲線を見れば、2月初旬から下旬にかけてのもみ合い相場では損益曲線は下降し続けており、こういった相場状態にはめっぽう弱いことを表しています。

Endeavour EX豪ドル円12月以降

3月に入り、先程ご説明の背景で上昇を開始した豪ドル円ですが、4月までの短期間で見れば上昇という見方がありますが、もっと長期で見た場合、中国政府による経済下支えが難しくなって中国経済が崩れますと資源国通貨の豪ドルの上昇は難しくなります。

再度レンジ相場位に入れば、Endeavour EX豪ドル円の成績は下降しますが、レートが下落すれば恐らく成績は上がりますので、相場状況の見極めが重要となってきます。