
先週も若干の証拠金減少を味わうこととなりました。
以下の画の通りに株式会社ゴゴジャンのリアル口座は、2/7(土)朝時点の証拠金¥2,390,310から
2/14(土)マーケット終了時の¥2,357,941へと\32,369のダウンとなっています。
2月2週目の弊社リアル口座成績
※ポジション保有中の建玉一覧のみ表示
先週の負けの主因は、レンジ相場が続いたユーロドル相場でCrossroadsユーロドルが大きく負け越したこと
にありました。トレンドとボラティリティの発生で成績が再度上向くタイミングを待つということになりそうです。
弊社リアル口座のストラテジー別成績
その結果、損益曲線も大きな下落の後横這い状態となっています。
弊社リアル口座開始以来の損益曲線
Crossroadsユーロドルの負けトレードの分析を行なっていたところ、Crossroadsユーロドルは
負けトレードが頻発しましたが、ベースとなっているBandCross3ユーロドルは、このレンジ相場の
難しい状況にあっても、然程負けずに損益曲線は横這いを続けていました。
Crossroadsユーロドルは、BandCross3ユーロドルの損切設定値やポジション数を変更した
ストラテジーですが、やはり、開発者さんが検証に検証を重ねた結果のストラテジーと、弊社が改修した
ストラテジーとの差が難しい相場局面で表面化したと感じています。
具体的にどのように違うのか見てみますと
Crossroadsユーロドルは、BandCross3ユーロドルのパフォーマンスをさらに向上したいと考えて
最大ポジション数を2個→3個に、そして、各ポジションの損切設定値が深めの220pipsのところをより早目の
損切を実施すべく150pipsに変更した点が大きな違いです。
この変更が、今回裏目に出ています。
2月初旬からの連敗は、エントリーと逆方向に動いた際、浅くした損切り設定値にタッチした負けトレードも複数
発生しています。220pipsの深い損切設定値のBandCross3ユーロドルであれば、その後の順方向へのレート
の動きで勝ちトレードに転換できていたと考えられます。
結果、以下の画の通り損益曲線は下降しています。
Crossroadsユーロドルの実績
一方、同じ2月初旬以降のBandCross3ユーロドルの損益曲線は横這いで推移しました。
多数のトレードをしていますが、勝ち負けを繰り返しながらも下落させることはありません。
BandCross3ユーロドルの実績
稼働以来全期間における最大ドローダウンで比較しても、Crossroadsユーロドルの-454.10pipsに対し
BandCross3ユーロドルのそれは-349.90pipsと小さい値です。
ポジション数の違いがありますので、一概に比べることはできませんが、
損切設定値220pipsは絶妙な数字なのかもしれません。
勿論、220pips×2ポジションの含み損を耐える場面も到来するということになりますので、予めその程度の
含み損が生じることを想定して使用する必要があります。
弊社では、Crossroadsユーロドル、BandCross3ユーロドルを併用して稼働させていますが、あらためて
BandCross3ユーロドルのロジックの優秀さを思い知らされた感があります。