金曜日の海外(2023/12/04)

金曜日の海外市場は、米11月製造業PMI・改定値やISM製造業景況指数が、予想を下回ったことで、ドル売りが優勢となった。パウエルFRB議長が「適切であれば追加引き締めの用意がある」、ウィリアムズNY連銀総裁が「インフレ圧力が続けば再び利上げの可能性もある」とタカ派発言を続けたが、ドル買いは限定された。米10年物国債利回りは、4.205%までじりじりと低下した。
 ドル円は、146.66まで下落、ユーロドルは、ユーロ圏11月製造業PMI・改定値が予想より強い結果となるも、クロスでの売りに圧迫され1.0829まで値を下げたが、ポンドドルは、英11月製造業PMI・改定値が予想を上回ったこともあり、1.2610から1.2716まで反発した。尚ユーロポンドは、0.8558までポンド高が進んだ。
 一方クロス円では、ユーロ円は159.64、ポンド円は186.20まで下落、オージー円は98.08から97.82で上下、NZD円は91.44から90.97、カナダ円は109.66から108.57まで売りに押された。