金曜日の海外市場は、米5月個人消費支出のコアデフレーターが、市場予想を下回ったこと、半期末のロンドン・フィキシングに向けたフローや株価の反発を受けたリスクオンのドル売りが優勢となった。
ドル円は、144.21まで利食いに押され、ユーロドルは、ユーロ圏6月消費者物価指数・速報値が、コア指数とともに市場予想をわずかに下回ったが、1.0835を安値に1.0932まで反発、ポンドドルも1.2599から1.2728まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円が156.70から157.88、ポンド円は182.21から183.88、オージー円は95.71から96.30、NZD円は87.91から88.64、カナダ円は108.74から109.30まで反発した。