昨晩の海外市場は、主だった米経済指標の発表もなく、明日の6月消費者物価指数の発表を控えて、様子見ムードの強い展開に留まった。米10年物国債利回りは、4.403%から4.447%で高止まりしドル相場を支えた。また、トランプ大統領は、「50日以内に停戦協定が実現しなければ、ロシアに厳しい関税賦課」、「合意なき場合、ロシアに100%の2次関税を課す」と発言したが、リスク・オフの動きは広がっていない。
ドル円は、147.78までじり高、ユーロドルは、1.1697から1.1659、ポンドドルは1.3494から1.3425まで売りに押された。一方クロス円では、ユーロ円は172.47まで高値を更新、ポンド円は198.80から198.26で揉み合い、オージー円は96.83から96.61、NZD円は88.34から88.13、カナダ円は107.58から107.92で上下した。