昨晩の海外(2025/06/27)

昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数や失業保険継続受給者数は予想比でまちまちの結果となるも、1-3月期GDP・確定値はが、速報から下方修正されたことで、米10年物国債利回りが4.293%から4.250%まで低下、前日からのドル売りが継続した。また、NY株価3指数は、パウエルFRB議長の議会証言を通貨、イスラエルとイランの紛争も一件落着したことから、大幅に上昇しリスクオンの動きを支えた。尚トランプ大統領は、「中国と関税交渉で合意した」、「インドと近く合意する可能性」と発言、アラグチ・イラン外相は「来週とされているトランプ大統領との協議の予定はない」と否定している。その他グールズビー・シカゴ連銀総裁は「雇用関連指標は、健全な雇用情勢を示している」、「インフレの上昇が長続きしないことを確認したい」、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁は「関税による物価への影響は一時的」、「秋の利下げを見込んでいる」などと発言した。
 ドル円は、143.75まで下落後、反発が144.54に限定され、ユーロドルは1.1744まで値を上げ、ポンドドルは、1.3700から1.3771まで上昇した。
 一方クロス円では、ユーロ円は168.56から169.21、ポンド円は197.72から198.54、オージー円は94.07から94.65、NZD円は87.17から87.66カナダ円は105.04から106.02まで反発した。