昨晩の海外市場は、NY市場が休場で参加者が減少、主だった経済指標の発表もなく、様子見ムードが漂う中、イスラエルとイランの紛争を背景としたリスク回避の動きも、レビット・ホワイトハウス報道官が「トランプ大統領はイラン攻撃について2週間以内に決定する」、「大統領はイランとの外交が依然として選択肢であると信じている」とも発言したことから、中東紛争への過度な警戒感が若干後退した。尚、トランプ大統領は「パウエルFRB議長は、2.5ポイントの利下げを実施すべきだ」と発言、スペースXのスターシップの打ち上げが3回連続で失敗したことが報道されている。
ドル円は、145.77まで反発後、145.35が下値を支え、ユーロドルは1.1454から1.1500まで反発、ポンドドルは、英中銀が政策金利を据え置き、議事録で6人が据え置きを支持、3人が0.25%引き下げを主張したことが判明したこともあり、1.3470まで買い戻された。尚スイス国立銀行は0.25%の政策金利の引き下げを発表したが、ドルスイスは、0.8156から0.8195で上下の動きに留まった。
一方クロス円では、ユーロ円は167.32、ポンド円は195.96まで反発、オージー円は94.28から93.86で上下、NZD円は86.74から87.16、カナダ円は105.90から106.34で揉み合った。