昨晩の海外市場は、主だった米経済指標の発表のない中、米中閣僚級通商協議を睨んで様子見ムードが続いた。尚ラトニック商務長官は「中国との協議は非常にうまくいっている」とし、必要なら協議は11日も継続すると述べている。米10年物国債利回りは、4.490%から4.440%での推移に留まった。尚世界銀行は、今年の成長率見通しを2.7%から2.3%まで引き下げた。また一部通信社は「ベッセント財務長官は、次期FRB議長候補の1人となっている」と報じた。
ドル円は、144.40まで下落後145.04まで反発、ユーロドルは、1.1373から1.1448まで反発、ポンドドルも1.3456まで下落後1.3537まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円は164.63まで下落後165.63まで反発、ポンド円は194.78から195.88、オージー円は93.90から94.56、NZD円は87.22から87.64、カナダ円は105.33から106.04まで買い戻された。