昨晩は、主だった米経済指標の発表のない中、米10年物国債利回りが、4.447%から4.540%まで上昇したこともあって、ドルに買い戻しが優勢となった。NY株価3指数はまちまちの展開、トランプ大統領の中東歴訪で、カタールが175兆円規模の経済協定を発表、週末のウクライナとの休戦協定では、プーチン大統領の不参加が示されたが、総じて影響は限定された。
ドル円は、韓国企画財政部の報道官が「米国との為替協議が行われたことを確認」と明らかにしたことで、日米でも円安是正議論が高まるとの思惑から145.61まで下落後147.12まで反発、ユーロドルは、1.1266を高値に1.1165までじり安、ポンドドルも1.3360から1.3253まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は164.83から163.74まで下落、、ポンド円は195.93から194.25、オージー円は95.48から94.19、NZD円は87.46から86.47、カナダ円は105.65から104.50まで利食いにおされた。