昨晩の海外(2025/05/08)

昨晩の海外市場は、FOMCにおいて政策金利の据え置きが発表され、これ自体は想定の範囲だが、パウエルFRB議長が「金利調整を急ぐ必要がない」と再度発言したことで、早期の利下げを否定、ドルに買い戻しが優勢となった。ただ、米10年物国債利回り、4.335%から4.262%まで低下したが影響は限られた。また、NY株価3指数は、トランプ大統領が「中国を交渉のテーブルにつかせるために関税を引き下げることはない」と発言したことを一時嫌気したが、FOMC後は買い戻しが優勢となった。尚、トランプ大統領「数日以内(木曜日、金曜日、または月曜日)に、私たちが出発する前、貿易以外で『世界を揺るがす』発表をする」と予告している。加えて内容は未公開ながら極めて重大かつ前向きなものであると強調した。
 ドル円は143.98、ユーロドルは、1.1301ポンドドルは、1.3290
 一方クロス円では、ユーロ円は163.02から162.38、ポンド円は191.67から190.67、カナダ円は104.21から103.58で揉み合い推移、オージー円が92.93から92.24、NZD円は86.07から85.29まで売りに押された。