昨晩の海外(2025/05/01)

昨晩の海外市場は、米4月ADP全米雇用報告が、+6.2万人と予想の+11.5万人を下回り、1-3月期GDP・速報値が、前期比年率で▲0.3%と弱い結果も、1-3月期コアPCE・速報値、3月個人消費支出やデフレータが前月比で強く、3月住宅販売保留指数が大幅に上昇したことで、ドル売りは限られた。米10年物国債利回りは、4.139%から4.227%で上下した。
 一時大きくNY株価3指数が下げたが、終盤に戻したことでリスクオフの動きは限られた。
 ドル円は、143.15から142.51まで下落したが、その後143.19まで反発、ユーロドルは、ユーロ圏各国の1-3月期GDP・速報値が総じて前期のマイナスからプラス圏に転換したが、1.1399から1.1317まで下落、ポンドドルは、1.3406から1.3309まで売りに押され、反発を1.3359に限定した。
 一方クロス円では、ユーロ円は162.65から161.71まで値を下げ、ポンド円は191.27から189.92まで一時下落、オージー円は91.55から90.64まで下落後91.73、NZD円は84.82から84.17まで下落後85.00まで上値を拡大、カナダ円は、加2月月次GDPが弱かったが103.01から103.85まで値を上げた。