昨晩の海外市場は、アジア市場から中国の新興企業ディープシークの最新AIモデルが、米ハイテク企業の優位性を脅かすとの懸念からNY株価先物指数がハイテク株中心に大幅下落、リスクオフの動きが優勢となった。米10年物国債利回りは、4.500%まで低下も、
米12月新築住宅販売件数が予想より強く、4.565%まで反発したが、上昇は限定された。尚コロンビアが、米国から送還された不法移民の受け入れを表明したことで、ホワイトハウスは「コロンビアに対する関税の保留」を発表している。
ドル円は、153.72まで一時売りに押されたが、その後154.72まで反発、ユーロドルは、独1月独ifo企業景況感指数が予想を上回ったこともあって、1.0454から1.0533まで買い戻され、ポンドドルも1.2426から1.2524まで一時反発した。
一方クロス円は全面安。ユーロ円が161.55、ポンド円は192.18、オージー円は96.77、NZD円は87.58、カナダ円は107.08まで売りに押された。