昨晩の海外市場は、米12月景気先行指標総合指数が、若干予想を下回ったが、米10年物国債利回りが4.556%から4.617%まで上昇、ドルを支えた。尚、ラガルドECB総裁が「2025年のうちにインフレが目標に達すると確信」、エスクリバ・スペイン中銀総裁が「来週は0.25%の利下げが有力なシナリオ」、ビルロワドガロー仏中銀総裁は、「ECBの金利、夏に2%前後になっているのが妥当」、ホルツマン・オーストリア中銀総裁は「利下げはもう少し待った方が良い」、ダイモン・JPモルガンCEOが「株式市場は過熱している」、シュレーゲル・スイス中銀総裁は「マイナス金利の可能性は排除できない」、「必要であれば為替市場に介入する用意がある」と発言したが、影響は見えていない。
ドル円は、156.71までじり高、ユーロドルは、1.457を高値に1.0412、ポンドドルも1.2377から1.2308まで売りに押された。
一方クロス円はNY株価3指数が、トランプ大統領が発表した大型AI投資計画を好感する形で堅調となったことから、ユーロ円が163.22、ポンド円は193.01、オージー円は98.34、NZD円は88.80、カナダ円は109.09まで反発した。