昨晩の海外(2024/03/12)

昨晩の海外市場は、米2月消費者物価指数の発表を控えて、様子見ムードが強い中、直近のドル売りに巻き戻しが優勢となった。また、NY連銀の1年物インフレ期待は3.04%と横ばいに留まったが、米10年物国債利回りが、4.054%から4.116%まで上昇したことがドルを支えた。
 ドル円は、日経平均やTOPIXの大幅下落に関わらず、日銀がETF買い入れを見送ったことで、3月の政策修正の思惑が高まったことで、146.49まで下落後147.15まで反発、ユーロドルは1.0915、ポンドドルは、1.2796まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は160.22、ポンド円は187.97、オージー円は96.90、NZD円は90.45、カナダ円は108.68まで一時売りに押された。