昨晩の海外(2023/08/04)

昨晩の海外市場は、フィッチによる米国債の格下げや米財務省の中期債発行額の引き上げを受けた米長期金利の上昇、ナイトシフトの日経平均や米国株の下落を受けて、リスク・オフの展開。米4-6月期単位労働コスト・速報値、週間新規失業保険申請件数や7月ISM非製造業景況指数が、予想より弱い内容だったことも相場の重しとなった。尚米10年物国債利回りは、4.198%まで上昇した。
 ドル円は、142.07まで下落後、NY株価のさげ止まりを受けて142.71まで反発、ユーロドルは、弱いユーロ圏7月サービス業PMI・確報値や6月卸売物価指数を受けて1.0912まで下落後、1.0963まで買い戻され、ポンドドルは、英中銀が予想通り0.25%の利上げを発表も、1年後のインフレ見通しを引き下げたことで1.2617まで下落後、1.2724まで反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は155.54、ポンド円は180.34、オージー円は92.97、NZD円は86.41、カナダ円は106.38まで下落した。