昨晩の海外(2023/07/15)

金曜日の海外市場は、米7月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が、72.6と予想の65.5を大幅に上回り、1年先と5年先の期待インフレ率も、前月から上昇したことで米長期金利が、今週の米物価指数を受けて低下したレベルから反転、ドルの下値を支えた。ただ、対欧州通貨でのドル買いは限定気味で、総じて今週の円買いのポジション調整売りが主流の展開となった。尚米10年物国債利回りは、3.762%から3.820%まで上昇、ウォラーFRB理事は、「7月の利上げに賛成」、「今年は0.25%の利上げがあと2回必要となるだろう」と述べている。
 ドル円は、139.16まで反発、ユーロドルは、1.1204から1.1245で上下、ポンドドルも1.3094から1.3143で揉み合いに留まった。
 一方クロス円も買い戻しが優勢。ユーロ円が156.14、ポンド円は182.28、オージー円は95.39、NZD円は88.69まで反発、カナダ円も105.94まで反発後、104.87まで売りに押された。