昨晩の海外(2023/07/12)

昨晩の海外市場は、大きな材料に薄い中、水曜日の米6月消費者物価指数の発表を控えて、ポジションの調整が主流の展開となった。米10年物国債利回りは、4.004%から3.950%で上下の動きに留まり、NY株価3指数は、揃って続伸したが、総じて影響は限られた。尚、米6月中小企業楽観指数は、7か月ぶりの改善となったが、反応は見えていない。
ドル円は、140.16まで下落後140.95まで反発も、その後売りに押され、ユーロドルは、予想以上に悪化した独7月ZEW景気期待指数を受けて、アジアの高値1.1027から1.0977まで一時下落、ポンドドルは、英6月失業率は悪化も、失業保険申請件数が予想を上回ったこと、対ユーロでの買いに支えられて、1.2935まで一時反発した。ユーロポンドは、昨年8月以来の安値となる0.8504まで下落した。
 一方クロス円では、ユーロ円が154.18まで下落、ポンド円は180.80から181.86で上下、オージー円が93.48、NZD円は86.71、カナダ円は105.66まで売りに押された。