金曜日の海外市場は、米6月雇用統計で、失業率は予想通り、平均時給は予想を上回るも、非農業部門雇用者数が+20.9万人と予想の+22.5万人と弱い結果となったことで、ドル売りが優勢となった。ただ、米10年物国債利回りは、一時4.006%まで低下するも、その後4.090%まで上昇しており、非農業部門雇用者数の結果というよりも、週末のポジション調整の影響が大きいようだ。尚グールズビー・シカゴ連銀総裁は、「今年はあと1-2回の利上げが行われる可能性」、「7月利上げはまだ未定、今後発表されるインフレ統計が重要」と述べている。
ドル円は、142.08まで下落、ユーロドルは1.0973、ポンドドルは1.2848まで上昇した。
一方クロス円では、ユーロ円は155.39、ポンド円は182.02、オージー円は94.67、NZD円は88.17、カナダ円は106.86まで一時売りに押された。