昨晩の海外市場は、米5月耐久財受注額、6月消費者信頼感指数、5月米新築住宅販売件数、6月リッチモンド連銀製造業景気指数などの経済指標が、軒並み市場を予想を上回ったことがドルを支えた。米10年物国債利回りは、3.694%から3.776%まで上昇、NY株価3指数が反発したが、総じて影響は限られた。
ドル円は144.17まで値を上げ、ユーロドルは、ラガルドECB総裁が「ターミナルレートに到達した兆候はない」、シムカス・リトアニア中銀総裁が「利上げサイクルはまだ終わっていない」とタカ派発言を続けたことで、1.0977まで一時上昇、ポンドドルは、1.2712から1.2760まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円は157.94、ポンド円は183.77まで上昇、オージー円は95.92から96.42で上下、NZD円も88.51から88.96、カナダ円は109.51から108.77で上下した。