金曜日の海外市場は、ボスティック・アトランタ連銀総裁が「年内の利上げ見送りを支持」と発言したことで、一時ドル売りが出るも、一方で良好な米6月製造業・サービス業・総合PMI・速報値やデイリー・サンフランシスコ連銀総裁が「今年あと2回の利上げは非常に妥当な予測」と述べたことで、ドルの買い戻しで終了した。尚米10年物国債利回りは、3.799%から3.692%まで低下後、3.760%まで反発した。
ドル円は、142.72まで下落後143.87まで上昇、ユーロドルは、弱いユーロ圏各国の6月製造業・サービス業PMIの速報値を受けて、1.0845まで売りに押され、ポンドドルも、英6月製造業・サービス業PMI・速報値が予想を下回ったが、1.2685から1.2737で上下した。
一方クロス円は、NY株価3指数が軟調となるも、買いが優勢で、ユーロ円が155.06まで下落後156.65まで反発、ポンド円は181.25から182.83、オージー円は95.26から96.17、NZD円は87.48から88.42、カナダ円は108.02から109.10まで円安が拡大した。