昨晩の海外(2023/05/27)

金曜日の海外市場は、米4月米個人消費支出のコアデフレーターが、前年比4.7%と予想の4.6%を上回り、米4月米耐久財受注額や5月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値も軒並み予想より強い内容だったことで、米10年物国債利回りが3.855%まで上昇し、ドル買いが継続した。また、堅調に反発したNY株価3指数や海外市場で直近高値を上回った日経平均先物を受けて、円売りも強まった。なお、米債務上限問題に関しては、アディエモ財務次官が「債務上限協議は進展している」、イエレン財務長官は、「債務上限措置は、6月5日までに尽きると推定」と述べている。
 ドル円は、140.73まで上昇、ユーロドルは、1.0759まで反発後1.0702まで下落、ポンドドルも1.2396から1.2322まで売りに押された。
 一方クロス円は全面高。ユーロ円が150.94、ポンド円は173.75、オージー円は91.70、カナダ円は103.30まで上昇したが、NZD円は84.65から85.22で揉み合いに留まった。