昨晩の海外市場は、米地方銀行の決算発表で大量の預金流出が判明、ファーストリパブリック銀行株が一時50%を超える急落となるなど、金融システム不安が再燃、NY株価3指数が大幅に反落、米10年物国債利回りも3.379%まで低下し、リスク回避の動きが強まった。また、米2月S&P/ケース・シラー住宅価格指数や3月新築住宅販売件数が強い結果となるも、4月消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業景気指数が、予想を下回ったことも嫌気された。
ドル円が133.37まで下落、ユーロドルは1.0964までじり安、ポンドドルも1.2387まで下落した。
一方クロス円は利食いが優勢。ユーロ円が146.29、ポンド円は165.43、オージー円は88.26、NZD円は81.85、カナダ円は97.76まで売りに押された。