昨晩の海外(2023/05/03)

昨晩の海外市場は、JPモルガン・チェースのファースト・リパブリック銀行の買収を受けて、一旦落ち着いていた米地方銀行株が、再び大きく売られ、KBW地方銀行株指数が、2020年10月以来の安値水準を更新、加えて弱い米3月JOLTS求人件数や製造業新規受注を受けて、米株価3指数が大幅に反落したことで、リスクオフの動きが強まった。
 ドル円は、米長期金利の低下を受けて136.32まで下落、ユーロドルは、ユーロ圏4月消費者物価指数・速報値は、ほぼ予想通りで影響は限られたが、ECBの調査で、銀行の与信基準が1-3月期に予想以上に厳格化したことが明らかになったことで、1.0942まで下落後1.1004まで反発、ポンドドルは、1.2512から1.2433まで一時売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円が149.84、ポンド円は169.96、オージー円は90.86、NZD円は84.57、カナダ円は100.01まで利食いに押された。