今日の裏読み、表読み(2025/07/21)

今週は、各国の製造業とサービス業PMI・速報値やECB理事会が焦点となるが、大きな材料に薄く、FOMCや8月1日のトランプ追加関税のスタートを前に、本格的な夏休みシーズンも控えており、様子見ムードが続きそうだ。
 本日は金融政策としては、中国人民銀行が貸出基礎金利を公表するが据え置きなら影響は少ない。、また、経済指標としては、NZ第2四半期消費者物価、英6月ライトブーム住宅価格、加6月鉱工業製品価格と原料価格指数、米6月景気先行指標総合指数などが発表される。
 注目としては、米6月景気先行指標総合指数となるが、直近の米指標は良好が続いており、同様な展開となるか注目だが、サプライズは弱い結果となることは留意しておきたい。
 要人発言としては、FOMCを前に、FRBがブラックアウト期間に入っており、今週は要人発言が少ない。また、本日は東京市場の休場で、アジア時間は動意に薄くなりそう。加えて本邦不在で、輸入企業からの円売りニーズが減退することは留意しておきたい。

戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、149.09-25が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて150.49、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、147.50-00ゾーンが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて146.85-92、145.76、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。 
ユーロドルは、1.1830まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。上値は1.1672-22が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1750-65、1.1790-30、1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1557が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1405-46、1.1357-73、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3475-86が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3520、1.3586-20、1.3648-82、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3335-65が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3250や1.32割れ、1.3123-40、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は173.24まで上値を拡大も上値追いは厳しい。上値は173.11-24が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて174円や175円などの順次サイコロジカル、更に最高値の175.43越えをストップに順次売り場探し。下値は、171.70-94が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて170.82、169.86、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して199.84まで反発。上値は199.98が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて200.50や201円、202円や203円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、198円ミドルが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて197.91、196.78、195.36、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落を86.05で維持して97.44まで反発も、上値追いは避けたい。上値は、97.23-44が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて、98.00、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は96円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて95.40、94.80-03、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して88.91まで反発。上値は、88.81-23が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は87.48-56円前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.91-05、86.66、85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。