今日の裏読み、表読み(2025/06/25)
本日の経済指標としては、NZ5月貿易収支、日本の5月企業向けサービス価格指数、日銀金融政策決定会合における主な意見、4月景気先行指数・一致指数・改定値、豪5月消費者物価指数、仏6月消費者信頼感指数、米国では、5月建設許可件数・改定値と新築住宅販売件数などが発表される。
大きな材料はないが、豪5月消費者物価指数は強弱次第。また昨日発表された米住宅指数が弱く、弱い住宅指標が続くと米長期金利の押し下げにつながりそう。
本日もNATO首脳会議、中国全人代常務委員会や世界経済フォーラム・夏季ダボス会議などが開催され、要人発言の機会が多いが、田村日銀審議委員では、引き続き利上げに消極的と捉えられる可能性があるが、影響は限られそう。パウエルFRB議長が、本日も議会証言を行う。昨日の発言が若干ハト派的であり、こういった発言が続くと、米長期金利を更に押し下げる可能性もありそう。また、トランプ大統領は、NATOに軍事費の増額を要求すると見るが、この影響は軽微もイランとイスラエルの停戦に関しての発言なども注意しておきたい。
その他本日は米国5年物国債の入札も実施される。明日の7年債と合わせて、好調な入札が続くかも注目となる。
戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、148.03を前に上げ渋りでは、買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて148.28-48、149.15-25、150.49、151.21越えをストップに順次売り場探し。下値は、144.32の維持では売りは利食いで、買っても割れるなら止めて143.65、142.80、142.37-53、141.97-13、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。
ユーロドルは、1.1642まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は1.17000を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1750、1.18や1.1850の順次サイコロジカル、1.1876、1.1909、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1580前後が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1405-46、1.1357-73、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
ポンドドルは、1.3648で直近高値を更新も上値追いは厳しい。上値は、1.36ミドルが抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.37や1.37ミドル1.38などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3500-50が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3370、1.3335、1.3250や1.32割れ、1.3123-40、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
一方クロス円では、ユーロ円は169.71まで上値を拡大も更なる展開とならず、上値は169.71が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて170.50や171.00などの順次サイコロジカル、更に最高値の175.43越えをストップに順次売り場探し。下値は、167.62-92が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて166.82、166.04、164.95、164.55-63、164.17、162.80-89割れをストップに順次買い場探し。
ポンド円も187.69で下値を維持して198.21まで反発。上値は198.21が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は、196.00-50ゾーンが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて195.51、195円、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
豪ドル円は、下落が86.05まで一時拡大もこれを維持する形。上値は、94.85-00を前に上げ渋りでは利食い優先で、売っても超えるなら止めて95.65-75、97.34、99.18越えをストップに順次売り直しとなる。下値は93.81が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、79.82まで一時下値を拡大もこれを維持して反発。上値は、88.00-25が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.85、89.28-55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は86.66が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて85.85、85.19-45、84.61、83.89-17、83.25、82.22割れをストップに買い直しとなる。