今日の裏読み、表読み(2025/04/30)

昨晩は、若干揉み合いの展開。本日は材料が多く注意が必要だが、基本的には月末のフロー次第の展開となりそうだ。
 経済指標としては、日本の3月鉱工業生産・速報値、 3月小売業・百貨店・スーパー販売額、3月新設住宅着工戸数、2月景気先行・一致指数・改定値、NZ4月ANZ企業信頼感・自社業績予想指数、豪3月・第1四半期消費者物価、中4月国家統計局製造業と非製造業PMI、4月財新製造業PMI、仏3月消費支出、第1四半期GDP・速報値、4月消費者・生産者物価指数、スイス4月KOF景気先行指数、トルコ3月貿易収支、独4月輸入物価指数、4月小売売上高、4月失業者数・失業率、第1四半期GDP・速報値、4月消費者物価指数・速報値、英4月ネーションワイド住宅価格、ユーロ圏第1四半期GDP・速報値、南ア3月貿易収支、メキシコ第1四半期GDP・速報値、加2月月次GDP、米国では、4月ADP全米雇用報告、 第1四半期雇用コスト指数・GDP、個人消費・速報値、4月ダラス連銀・PCE価格指数、4月シカゴ購買部協会景気指数、3月個人所得・個人消費支出、3月住宅販売保留指数などが発表される。
 注目は豪消費者物価指数、中国のPMI、各国の第1四半期GDP・速報値、米4月ADP全米雇用報告となる。豪消費者物価指数は今強弱次第だが、弱い結果は利下げの見通しにつながり易い。中国のPMIは強弱が見えても影響は限られるが、各国の第1四半期GDPは、格差によって相場に一定の影響が見えるが、米国ではADP全米雇用報告と合わせて、弱い結果が米国の景気悪化思惑を高めることは、留意しておきちあ。
 その他赤沢再生相が米国を訪問。第2弾の関税交渉が行われる見通しだが、為替に関して言及がない方は変わらないとしても、トランプ政権は、最初に打ち出した強気姿勢を徐々に軟化させており、良好な結果となるなら、リスクオフ相場の巻き戻しにつながる見通し。

 戦略としては、ドル円は、139.89まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は、既に142.76が抑えると買いは利食い優先で売っても、越えるなら止めて143.20前後、144.03-31、145.14、147.15、148.27、149.15-24のギャップ越えをストップに順次売り場探し。下値は141.97が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて141.49、141円、140.50、139.89割れをストップに買い下がる。またもし、これも割れるケースでは、昨年9月の最安値139.58も割れる可能性が想定されるが、139円割れをストップにして、買い直し場を探したい。
 ユーロドルは、1.1573まで上昇を強める形も、更なる展開とならず、上値は1.1425-40が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1500、1.1547-75、1.1640、1.1876、1.2042越えをストップに売場探し。下値は、1.1307-29を前に下げ渋りでは売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて、1.1264、1.1181、1.1154-58、1.1091、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3443まで直近高値を更新するも、上値追いは避けたい。上値は、1.3443-45が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.35や1.3550越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3380前後が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.33ミドル、1.3274-80、1.3230、1.3123-64、1.3030、1.2985、1.2892、1.2830、1.2744や1.2708、1.2672、1.2560-83、1.2477割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、154.80を維持して164.19まで一時反発も上値を抑えられる形。上値は、162.55が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて163.33、163.76、164.19-55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は161.58-83が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて160.96-14、159.17-46、158.36、157円、155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円も187.69で下値を維持して195.98まで反発も更なる展開とならず、上値は191.36-73ゾーンが抑えると買いは利食いで、売っても191.98を超えるなら止めて193円前後、193.68、195.77-98、196.32、197.55、198.96、199.81をストップに順次売り直しとなる。下値は190円前後を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて188.26-36、187.44-47、186.02、184.38、182.81、180.09割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、下落が86.05まで一時拡大。上値は、91.69が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて92.08-22、93.15、93.84、94.67、95.30-40、95.75越えをストップに順次売り直しとなる。下値は90.56が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて89.57-65、88.30、86.05、85.50や85.00、84.60割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、79.82まで一時下値を拡大も維持する形。上値は、85.12が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて85.90-07、86.87、87.18-48、87.97-25越えをストップに売り直しとなる。下値は83.89-06が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて83.25、82.22、79.82、79.41-46、79.00、78.56割れをストップに買い直しとなる。