今日の裏読み、表読み(2025/03/13)

昨晩は、弱い米CPIにも円売りを除くと、総じて揉み合い気味の展開に留まった。トランプの関税政策に対する不透明感に加えて、既に19日のFOMCを睨んだ展開となりそうだ。。
 本日の経済指標としては、英2月英王立公認不動産鑑定士協会・住宅価格指数、スウェーデン2月消費者物価指数、スイス2月生産者輸入価格、ユーロ圏1月鉱工業生産、南ア1月製造業生産、メキシコ1月鉱工業生産、加1月住宅建設許可件数、米2月卸売物価指数と週間新規失業保険申請件数などが発表される。
 注目は米2月卸売物価指数と週間新規失業保険申請件数となるが、PPIは昨日のCPIが予想を下回ったことで、今夜も弱い結果が想定されるが、だいたいCPIとPPIは逆の結果となるケースが多く、サプライズ的には強い結果に注意。また、週間新規失業保険申請件数は、DOGEによる人員削減の影響もあって、弱い結果がリスクとなる。
 その他本日は米30年物国債の入札が実施される。米長期金利の反応や株価の動き、トランプ大統領の不規則な発言にも注意を払って対応したい。

 戦略としては、ドル円は、158.87で上値を抑えられて、下落が146.54まで下値を拡大もこれを維持する形。上値は149.19-33が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて151.18-30、152.31、153円や153.50前後、154円、154.80、155.52越えをストップに順次売り場探し。下値は、147.68が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて146.76-02、146.54、145.92、143.44、142.96割れをストップに、順次買い場探しとなる。
 ユーロドルは、反発が1.0947まで拡大。上値は、1.030-47が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるならや止めて1.1000、1.1050、1.1083、1.1144越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.0805-36が維持されると売りは利食いで買い下がっても、1.0766を割れるなら止めて、1.0676、1.0600、1.0466-96、1.0360-89、1.0317、1.0277-92割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.2968までまで反発。上値は、1.3010が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3048、1.3071、1.3103、1.3175越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.2913や1.2862-73が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.2800、1.2672-00、1.2560-83、1.2477、1.2373、1.2333、1.2249割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は、154.80まで下落もこれを維持する形。上値は、162.49-71が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて164.08-55、164.90-165.10越えをストップに順次売り場探し。下値は、160.51が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて158.90、158円、157円、155.59、154.41、153.14、149.67割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円は、187.69まで再下落も維持する形。下値は、188.25-80が維持されると売り利食いで、買っても割れるなら止めて187.69-25、187.01-25、185.83、185.29、183.72-77割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、193.12-38が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて193.77-03、194.76-78、196.02をストップに順次売り直しとなる。
 豪ドル円は、91.83まで下値を拡大。下値は91.83が維持されると売りが利食いで、買っても割れるなら止めて91円、90.13割れをストップに買い直しとなる。上値は、94.72-74が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて95.46、96.50、96.77-00、97.33-52、98.26、98.77、99.17-23越えをストップに順次売り直しとなる。
 NZD円は、83.15まで下値を拡大も維持する形。下値は83.07-31が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて81.56割れをストップに買い直しとなる。上値は、85.64が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて86.16、86.90-04や87.41-48、87.97-25越えをストップに順次売り直しとなる。