昨晩も米物価指数の発表を控えて、様子見ムードが強い展開に留まった。本日も同様な状況が継続しそうだ。
金融政策としては、NZ準備銀行とインド中銀が政策金利、FOMCの議事録が発表される。
インド中銀は据え置きで影響はないが、NZ中銀は0.50%の利下げが想定されている。一定の織り込みはあるも、今後の利下げ姿勢の継続が示されるとNZドル相場の上値を押さえそうだ。また、9月17日-18日開催分のFOMC議事録では、既に周知されているように、今年後2回、来年1%程度の利下げが想定されており、特に影響はないと見たい。
経済指標としては、豪9月消費者信頼感指数、独8月貿易収支、メキシコ9月消費者・生産者物価指数、米国では、8月卸売売上高と卸売在庫などが発表される。
大きな影響は無さそうだが、メキシコの消費者・生産者物価指数が弱いと、ペソ相場の圧迫要因となる。
要人発言も多いが、日本の臨時国会における党首討論や衆院解散の影響はなく、FRBやECB関連の発言も、ほとんどが織り込みとなる。
また、本日も米10年物国債の入札が実施される。直近既に長期金利には上昇が見えているが、4%台では入札の好調が想定される。米長期の低下が、ドルの上値を抑える可能性に注目したい。
戦略としては、ドル円は、149.13まで上値を拡大も現状は抑えられる形。上値は、149.13を前に上げ渋りでは買いは利食い優先から売りは越えるなら止めて、149.39越えをストップとするか、更に150円のサイコロジカル越えをストップに売り直し。超えても150.89、雲の上限が控える152円越えをストップに、順次売り場探しとなる。下値は147.25-35を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、146.41、145.91、144.63-68、143.27-52、142.94-98、142.34-41、141.64や141.13割れをストップに買い直し場を探したい。
ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1214まで反発も、現状はこれが上値を抑え揉み合い気味。下値は、1.0951を前に、下げ渋りでは売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、1.0882、1.0778、1.0710割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、1.0997が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.1037-57、1.1083、1.1141、1.1209-14、1.1276、1.1396、1.1495越えをストップに順次売り直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3435まで上値拡大も更なる展開とならず、上値は、1.3135や1.3175が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.32ミドル、1.3306と売り場探し。更には1.3390をストップ、または1.3423-35越えをストップに売り上がり。越えても1.3500や1.3550、1.3644、1.3690、1.3749などをストップに順次売り場探し。下値は、1.3060が維持されると売りは利食いで、買い割れるなら止めて1.3002-33、1.2940-75割れをストップに、順次買い直しとなる
一方クロス円では、ユーロ円は、下値を155.15で維持して、163.57まで上値を拡大も、更なる展開とならず、上値は163.57を前に上げ渋りでは、買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、164.83-12、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、161.91を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、161.00割れをストップに買い直し。更には160円、158.71、158.10-38、157.78、157.05-11円割れをストップに順次買い直しとなる
ポンド円は、183.72まで再下落もこれを維持して195.63まで再反発、上値は195.63-98が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、192.71-89が維持されると売りは利食い、買い割れるなら止めて、191.74、190.42、189.57-86、188.73、188.17、187.36、186.68割れをストップに順次買い場探しとなる。、
豪ドル円は、101.43まで上値を拡大。上値は101.43を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は99.09-21が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、98.69-75をストップに買い直し。更には97.95-35、97.63、96.72、95.33、94.70、93.43-87割れをストップに順次買い場探しとなる。
NZD円は、91.93まで再反発も更なる展開とならず、上値は91.93-96を前に上げ渋りでは買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて、92.30、92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、90.07-28を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても割れるなら止めて、89.80-87、89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。