今日の裏読み、表読み(2024/09/27)

 昨晩は、一昨日の動きに巻き戻しが優勢となったが、大きな方向感とは言えず、本日も月末、四半期末のフローに揺れる展開が続きそうだ。
 経済指標としては、日本の9月東京都区部消費者物価指数と7月景気一致指数・先行指数の改定値、仏8月消費支出、9月消費者物価指数・速報値と卸売物価指数、トルコ8月貿易収支と経済信頼感指数、独9月失業者数と失業率、ユーロ圏9月消費者信頼感・確定値と経済信頼感、9月消費者インフレ期待指数、英8月CBI小売売上高調査、メキシコ8月貿易収支、加7月月次GDP、米国では、8月卸売在庫、8月個人所得・個人消費支出、9月ダラス連銀・PCE価格指数とミシガン大学消費者信頼感指数・確報値などが発表される。
 比較的大きな材料に薄い日となるが、米8月個人所得・個人消費支出やミシガン大学消費者信頼感指数・確報値の強弱で、相場が一定の動きを示す可能性には注意も、総じて揉み合い気味の展開は続きそうだ。
 また、自民党の総裁選が行われるが、結果は不透明も、石破氏や小泉氏が勝利した場合、経済政策に対する不透明感から株売り、円買いが出易く、高市氏ならアベノミックスの踏襲から逆の展開となると見通されており、そういった動きが出るリスクは考慮しておきたい。    
 その他要人発言の機会の多いが、想定範囲の内容なら影響は限られるが、引き続き株価や米長期金利の動きも睨んで対応したい。

 戦略としては、ドル円は、下値を139.58まで拡大もこれを維持する形。上値は、145.21が押さえると買いは利食い、売りは越えるなら止めて、146.29、147.21-35、148.27、149.39越えをストップに、順次売り場探しとなる。下値は、144.11を前に下げ渋りでは、売りは利食いで、買いは143.86割れをストップ。割れても142.89、141.74、141.13、140.43-45をストップに買い直し。更には140円前後から買い下がって、139.58や139.50割れがストップとなる。
 ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1214まで反発も、現状はこれが上値を抑える形。下値は、1.1122-26ゾーンが維持されると売りは利食いで、買い下がっても、ストップは1.1083-04ゾーン割れ。割れても1.1068割れをストップに買い直し、更には1.1002-05、1.0950、1.0882、1.0778、1.0710割れをストップに順次買い直しとなる。上値は、1.1214を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売りは越えるなら止めて1.1276、1.1396、1.1495越えをストップに順次売り直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3435まで上値拡大。上値は1.3435が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、1.3500や1.3550、1.3644、1.3690、1.3749などをストップに順次売り場探し。下値は、1.33ミドルが維持されると売りは利食いで、買いは1.3313割れをストップ、割れても1.3249割れをストップに買い直し。は割れるなら止めて1.3146-75、1.3115、1.3002-33、1.2940-75割れをストップに、順次買い直しとなる
 一方クロス円では、ユーロ円は、下値を155.15で維持して、161.92まで再反発。上値は162円前後が押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて162.89-19、163.88、164.83-12、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、160.75が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、159.86-26割れをストップの買い直し。更には159.05-24、158.42、157.78、157.05-11円割れをストップに順次買い直しとなる。
 ポンド円は、183.72まで再下落もこれを維持して、194.37まで再反発。ただ、上値は、194.50-00ゾーンが押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて195.62、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、192.48-70が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、191.34-76ゾーン割れをストップに買い直し。買いは割れるなら止めて190.14、188.73、188.17、187.36、186.68割れをストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、下値を93.60で維持して99.91まで再反発。上値は100.02が押さえると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は、99.00-13が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、97.63-00をストップに買い直し。割れるなら止めて、更には96.72、95.33、94.70、93.43-87割れをストップに順次買い場探しとなる。
 NZD円は、86.28で下値を支えて、91.69まで再反発。上値は91.69や92円が押さえると買いは利食い優先で、売りは越えるなら止めて92.80、95.30、96.41-83越えをストップに売り直しとなる。下値は、90.88が維持されると売りは利食いで、買っても割れるならやめて、90.24-45をストップに買い直し。買いは割れるなら止めて、更には89.80、89.38、88.61、87.50-88割れをストップに順次買い直しとなる。