今日の裏読み、表読み(2024/08/16)

 昨晩は、米景気減速の懸念後退からリスクオンの動きとなったが、本日は週末であること、未だ中東情勢に一触即発の可能性が残る中、追いかけるのは避けておきたい。
 本日の経済指標としては、NZ7月製造業PMIと第2四半期卸売物価指数、日本の6月第三次産業活動指数、英7月小売売上高、独7月卸売物価指数、スイス第2四半期鉱工業生産、ユーロ圏6月貿易収支、加7月住宅着工件数、6月製造業出荷と6月対内外証券投資額、米国では、7月住宅着工件数と7月建設許可件数、8月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値などが発表される。
 大きな注目としては、米8月ミシガン大学消費者信頼感指数となる。インフレに落ち着きが示される中、ミシガン大のインフレ見通しに落ち着きが続くのか、景況感は良好が維持されるのかが大きな焦点となる。ただ、2月連続で小売売上高が改善をみせたとしても、一方で弱い指標も見ていることは、留意しておきたい。

 戦略としては、ドル円は、反発が161.95でCapされて、下落が141.70まで拡大もこれを維持して149.37まで値を回復。ただ、上値追いも既に厳しいレベル。上値は150円越が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、150.89、151.26、153.88、155.22、156.00-27、156.64、157.17、157.86、158.09、158.62や158.86越えをストップに、順次売り場探しとなる。下値は、148.00-50ゾーンが維持されると売りは利食いで、買いはタイトストップでの検討課題。また割れても147円割れをストップに買買い直し、更には146.07-41ゾーン、145.41-61、144.05、143.40をストップに買い直し。ただし、141.70を割れと崩れ気味となるので注意だが、その場合も140.25や140円割れをストップに、買い直しとなる。
 ユーロドルは、1.0666を維持して、1.1047まで反発も更なる展開とならず、上値は、1.1047を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.1140、1.1276をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.0950を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、1.0882割れをストップに買い直し、更に割れても1.0778、1.0710、1.0624-66、1.0600割れをストップに順次買い直しとなる。
 ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.3045まで反発も、現状は上値を抑える形。上値は、1.2872-88を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、1.2938-43、1.3045、1.3143をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.2799が維持されると売りは利食い、買っても割れるなら止めて、1.2726、1.2665.2613-16、1.2446、1.2300割れをストップに、順次買い直しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、175.43が上値を抑えて、下落が154.42まで拡大も、これを維持する形。上値は、164円前後が押さえると買いは利食い優先。売っても超えるなら止めて、164.83-12、166.56、167.95、168.20越えをストップに順次売り場探し。下値は、163.18が維持されると売りが利食いで買っても、割れるなら止めて161.94をストップに162円ミドルから買い下がりとなる。また更に割れても、160.58をストップに買い直し。割れるなら止めて、159.80、158.94、157.70や157.30、155.17、154.42、割れをストップに、順次買い直しとなる。
 ポンド円は、208.12で上値を押さえられて、下落が180.10まで拡大もどうにか維持する形。上値は、192円前後が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、193.27や193.99、195.62、196.70、199.48越えをストップに順次売り場探し。下値は、190.87を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、深め押し目を待って買い場探しとなるが、この場合のストップは188.34割れ。割れても187.59-87、186.48、184.47、182.81-183.06をストップに買い直し、更には180.10-60割れをストップに順次買い場探しとなる。
 豪ドル円は、上値を109.38でCapされて、下落が90.14まで下値を拡大も、どうにか維持する形。上値は、99円を前に上げ渋りでは買いは利食いで、売っても超えるなら止めて、100.02、101.78、102.29、103.12越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は、97.52を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、97.34、96.73、96.22、94.72、94,09、93.43、91.36、90.14割れをストップに順次買い場探しとなる。
 NZD円は、99.03まで上値を抑えられて、下値を83.08まで下値を拡大もどうにか維持する形。上値は、89.58が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて、89.96、90.86、91.53越えをストップに順次売り場探しとなる。下値は、89.09が維持されると売りは利食いとなるが、割れるな87.92-18割れをストップに買い場探しも、割れるなら止めて87.11、86.70、85.86、85.00-36、84.05、83.08割れをストップに順次買い直し。