今日の裏読み、表読み(2024/07/11)
経済指標としては、英6月RICS住宅価格指数、日5月機械受注、独6月消費者物価指数・改定値、英国では、5月月次GDP、5月鉱工業・建設部門・製造業生産・サービス部門生産、5月貿易収支、仏5月経常収支、南ア6月鉱業・製造業生産、米国では、6月消費者物価指数、週間新規失業保険申請件数と6月クリーブランド連銀・消費者物価指数などが発表される。
英月次GDPは強弱次第、注目は米国の6月消費者物価指数と週間新規失業保険申請件数となるが、落ち着いた結果見えれば、暗視感につながる見通しも、サプライズは強い結果で、その場合のリスクは考慮しておきたい。
その他では、トランプ氏の量刑が発表される見通し。一応金融市場に影響は少ないと見られるが、重い刑が見えた場合には、「ほぼトラ」が浸透している中、悪い影響もあるかもしれない。また日経平均の急騰が不透明だが、本日は、株価の上昇を支えるファーストリテイリングの決算発表が予定されている。良い決算が出た場合でも、期待ほど強い結果とならない場合、週末の重要変化日もあって、案外ショックが出るリスクは注意しておきたい。
戦略としては、ドル円は、下値を154.55で維持して、161.95まで反発も、現状は上値を抑えられる形。上値は161.95が押さえるなら買いは利食い優先。売りは慎重さが必要だが、超えるなら止めて、162.50や163.00越えをストップに、売り直し場を探したい。下値は、161.26が維持されると売りは利食いで、買いは160.69-99割れをストップ、割れても106.23-47割れをストップに買い直しとなるが、更には159.27-30ゾーン、158.67-82、157.92、157.50-60、156.50、155.72、155.12割れを順次ストップに買い場探しとなる。
ユーロドルは、1.0602を維持して、1.0916まで反発後、1.0666まで再下落もこれを維持して1.0845まで反発。上値は1.0845が押さえると買いは利食いで、売りはストップを1.0845-52越え、超えても1.0902-16、1.0943、1.0981、1.0996-98をストップに、順次売り場探しとなる。下値は、1.0812-18が維持されると売りは利食いも、買いは1.0778割れをストップの検討する形。更に割れても1.0710、1.0624-66、1.0600割れをストップに買い直しとなる。
ポンドドルは、下値を1.2613までで支えて、1.2848まで再反発も、上値は、1.2848-51が押さえると買いは利食いで、売りは1.2895をストップに県とする形。超えても1.2996をストップに、売り直しとなる。下値は、1.2810-20が維持すると強い、売りは利食いも、できれば1.2741-54を前に下げ渋りでの利食いで、買っても1.2741-54を割れるなら止めて、1.27前後から買い下がって、ストップは1.2613-16割れ。割れても1.2580、1.2503、1.2423-46、1.2300-32割れをストップに順次買い場探しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、175.16まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は175.50や178越えをストップに売り場探し。下値は、174.70-90ゾーンが維持されると売りは利食いとなるが、できれば174円前後での利食いや買い下がりで、このストップは173.52割れ。割れるなら止めて、173.09をストップに買い直し。割れても172.38-48のギャップ、172.19、171.45、170.71-91、170.33、168.97-32などをストップに順次買い場探しとなる。
ポンド円は、207.82まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は、207.99や208.20越えをストップに売り場探し。超えても208.50や209円越えをストップに売場を探したい。下値は、207円前後の維持では売りは利食いで、買いは順次買い下がって、ストップは205.87割れ。買いは割れるなら止めて、205.00-30をストップに買い直し。更には、204.63、203.88、203円、201.96、201.07、200.35-44割れをストップに順次買い場探しとなる。
豪ドル円は、上値を109.16まで拡大も、上値を追いは厳しく、109.50や110円越えをストップに売り場探し。下値は、108.60前後が維持されると売りは利食い、買いは108.05-25割れをストップ、買っても割れるなら止めて、107.25割れをストップに買い直し。更に割れても、105.34-54割れをストップ、更に割れても104.50-00ゾーンでの買い直しで、このストップは104.81割れ。
NZD円は、99.03まで上値を拡大も現状は上値が抑えられる形。上値は99.03が押さえると買いは利食いで、売りは越えるなら止めても、99.50や100円越えをストップに売り場を探す形。下値は、97.96が維持さると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて、97.09-44ゾーン割れをストップ、更に割れても96.67-79、96.10-30、95.55-76、95.08-27割れをストップに順次押し目買いとなる。