NOK/ZARの自動売買を実際に運用した結果は?3か月目の実績と値動きの要因を振り返る

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今回はNOK/ZARの自動売買「ノルウェー/南アランド 積極レンジ型」を実際に約3か月運用した結果をご紹介します。

先月は2か月目の収益結果を公開しました。ぜひこちらもあわせてご確認ください。
2か月目のレポート記事はこちら
NOK/ZARの自動売買を実際に運用した結果は?2か月目の実績と値動きの要因を振り返る | トライオートガイド

7月21日から10月16日までの約3か月間では、合計新規36回・決済30回の約定が発生し、実現損益は+35,109円となりました。

今回は3か月続いた運用レポートの最終回です。
3か月目はNOK/ZARがどのように動き、その値動きの中でどのように新規・決済の約定が発生したのか、この3か月間の運用も含めて振り返っていきます。

※当レポートでの実績はあくまでも過去の結果であり、将来の利益を保証するものではありません。

自動売買「ノルウェー/南アランド 積極レンジ型」の運用実績

トライオートのセレクトで提供しているNOK/ZARの自動売買「ノルウェー/南アランド 積極レンジ型」では、レンジの下半分に買い注文、上半分に売り注文の指値を複数本設定しており、そのレンジ帯を相場が上下動することによって新規約定と決済約定を繰り返し、収益を積み上げていく戦略となっております。

「ノルウェー/南アランド 積極レンジ型」を1セット、発注証拠金約20万円で実際に稼働しました。

9月14日~10月16日の約1か月の運用結果、および7月21日から10月16日の約3か月間の運用結果は以下の通りです。

2026年7月21日~10月16日の運用実績
実現損益(約3か月)
+35,109円
評価損益
-26,524円
新規約定
36回
決済約定
30回
直近約1か月(2026年9月14日~10月16日)
+16,282円
実現損益
新規約定 14回   |   決済約定 14回
※実現損益にはスワップポイントでの利益を含んでいます。評価損益は10月16日終値時点での相場で算出したものです。また、これは過去の結果であり、将来の利益を保証するものではありません。 なお、NOK/ZARの自動売買「ノルウェー/南アランド 積極レンジ型」は、8月8日より自動売買の戦略設定をリニューアルいたしました。そのため、7月21日~8月14日はリニューアル前の自動売買で、8月17日~10月16日はリニューアル後の自動売買で運用した実績となります。

約3か月の運用では、10月16日クローズ時点で実現損益は+35,109円となり、評価損益は-26,524円でした。
また直近約1か月の運用では、実現損益は+16,282円となりました。

もし今後も同じペースで収益を積み上げることができた場合、1年間で約14万円の実現益となり、約20万円に対しておよそ70%ほどの実現益となります。

※これは過去の結果からの予測であり、将来の利益を保証するものではありません。また、発注証拠金は相場によって変動するため、必ずしも1セットにつき約20万円とは限りません。

この約1か月は、NOK/ZARがレンジの中央付近で細かくレンジを形成する価格推移でした。その上下動の中で複数回の新規・決済約定が発生しました。

一方で、-26,524円の評価損益となりました。10月16日クローズ時点での建玉は6本です。
現在、NOK/ZARは設定レンジの中央付近で推移しており、自動売買戦略で想定している範囲内で価格推移が継続しております。

NOK/ZARの価格推移の傾向

この運用レポートで取り上げた約3か月は、レンジ中央付近の比較的狭い範囲で細かいレンジを形成していますが、NOK/ZARの過去の推移では画像内の2024年~2026年7月頃のようにレンジ範囲内で大きくレンジを形成しています。

※2024年頃~2026年10月20日のNOK/ZARの日足・終値・Bidの価格推移を表したグラフ(取引画面よりインヴァスト証券作成)。赤枠で囲まれた部分が運用レポートで取り上げている直近3か月の価格推移。

このように、NOK/ZARの過去の傾向としては、直近3か月の推移よりも広いレンジを形成する傾向があるため、一時的に評価損が膨らみ、その後決済で実現益が積み上げられるという動きをする場合も想定されます。

そのため、現在の評価損益だけでなく、過去数年間の価格推移の傾向や、今後の相場の動向を確認しながら運用状況を見守り、ある程度余裕を持った資金で一時的な評価損益に備えることが肝要です。

では、直近1か月でNOK/ZARはどのように動き、どのような場面で新規・決済の約定が発生したのでしょうか。
相場の値動きと照らし合わせながら振り返っていきます。

NOK/ZARの値動きと自動売買の約定を振り返る

ここからは、NOK/ZARの値動きと照らし合わせながら、どのような場面で新規・決済の約定が発生したのかを振り返ります。

※2026年9月14日~2026年10月16日のNOK/ZARの日足・終値・Bidの価格推移を表したグラフ(インヴァスト証券作成)

今回の期間は比較的落ち着いた値動きで、おおむね1.697~1.747の範囲を推移しました。

チャート上部が売りのレンジ帯、下部が買いのレンジ帯です。今回の期間でも、おおむねレンジ中央に近いところで推移しました。

このように横ばい推移での細かい値動きの中でも、新規・決済の約定が発生しました。
NOK/ZARは、長期的な視点で見ると安定した相場を形成しやすい特徴を持ちつつ、一方で短期的なボラティリティは高いため、相場が指値に刺さりやすく取引機会を得やすいのが特徴です。

ここからは、主な局面ごとに振り返ります。

①2026/9/17~9/23 南アの影響を受けて緩やかに下落

この期間の運用状況
NOK/ZAR
↓ やや下落
新規約定
1回
決済約定
4回

この期間のNOK/ZARの値動きは、緩やかな下落傾向となりました。

ノルウェーでは企業が生産拡大を見込んでいることが示され景気の安定が確認された一方で、景気が強く加速している内容でもなかったため、追加利上げを後押しする材料にはなりませんでした。

南アフリカではインフレの警戒から利上げ観測が高まり、実際に23日の南ア準備銀行政策金利発表では、政策金利が7.00%から7.25%へ引き上げられたためZAR高の材料となりましたが、市場予想に沿った結果だったため、NOK/ZARを一方的に大きく動かすほどではありませんでした。

この期間の運用では、新規1回・決済4回の約定が成立し、イベントでの値動きの機会をしっかりと取引機会に繋げることができました。

②2026/9/24~9/29 複数の材料が交錯して上下動

この期間の運用状況
NOK/ZAR
↔ 方向感乏しい
新規約定
4回
決済約定
6回

この期間のNOK/ZARの値動きは、方向感に乏しい展開となりました。

24日にはノルウェー中銀が政策金利を4.25%から4.50%に引き上げ、必要に応じて追加利上げを行う姿勢も示したことから、NOKの支援材料となりました。

その後はドル高や原油高がZARの重しとなった一方、29日には原油安や金価格の上昇がZARを支えるなど、複数の材料が交錯する展開となりました。

この期間の運用では、売りレンジの中で新規4回・決済6回の約定が成立し、方向感が見えない相場の中でも短期的なボラティリティによって取引機会を多く得ることができました。

③2026/10/1~10/9 ドル高と原油高を背景にやや上昇

この期間の運用状況
NOK/ZAR
↑ やや上昇
新規約定
6回
決済約定
3回

この期間のNOK/ZARの値動きは、やや上昇傾向でした。

米金利上昇を背景としたドル高や原油高によってZARへの売り圧力が強まり、NOK/ZARの上昇要因となりました。特に7日は、ドル高に加えて原油価格の上昇が南アの燃料輸入コストの懸念につながり、ZARが対ドルで下落しました。

一方、9日に発表されたノルウェーのCPIは前年比が前月から上昇したものの、市場予想を下回ったためNOKへの影響は限定的となり、NOK/ZARが一方向に大きく跳ね上がる展開にはなりませんでした。

この期間の運用では、新規6回・決済3回の約定が成立し、次の実現益につなげるための布石を積み上げる期間でありつつ、細かな相場の上下動によって決済約定の機会も得ることができました。

④2026/10/14~10/15 米国金融政策の影響を受け上下動

この期間の運用状況
NOK/ZAR
↔ 方向感乏しい
新規約定
3回
決済約定
1回

この期間のNOK/ZARの値動きは、方向感が乏しい展開となりました。

14日は米国のCPI発表を控えており米ドル価格の上昇が軟化した影響で、ZARが相対的にやや買われました。
その後、米国CPIが市場予想を上回ったことで米ドルが一時的に上昇しましたが、15日にはドル高が一服し、ZARが買い戻されました。

このためNOK/ZARは、米国の金融政策の影響を受けた米ドルとZARの値動きに左右されやすい展開となりました。

この期間の運用では、新規3回・決済1回の約定が成立し、短期間でも取引機会を多く得ることができました。

今回の約1か月の運用期間を終え、建玉を6本保持し、評価損益が発生している状態になりました。
これは確定した損失ではなく、今後利益を狙うためのポジションを保有している状態と考え、慌てず今後の相場の動向を確認していくことが、自動売買の運用において重要です。
現在は売りレンジで6本の売りの建玉を保持しています。今後相場が下落して引き続きレンジ内で推移した場合は、利益確定の決済約定に繋がり、利益を積み重ねることができます。

一方で、今後相場がさらに上昇する場合には、評価損が拡大する可能性もあります。
今後のイベントやノルウェー・南アフリカの動向に注目しながら、相場の動向を見守り運用状況を確認することも重要です。

今後の注目イベント

今後も、NOK/ZARの値動きに影響を与える可能性のある経済指標や金融政策イベントが予定されています。

ここでは、今後注目したい主なイベントをまとめました。

10月
21 日
ZAR
南アフリカ 9月CPI
物価動向と今後の金融政策見通しを受けたZARの反応に注目です。
11月
5 日
NOK
ノルウェー 政策金利発表
金利判断と今後の政策方針を受けたNOKの反応に注目です。
11月
10 日
NOK
ノルウェー 10月CPI
物価動向と追加利上げ観測を受けたNOKの値動きに注目です。
11月
18 日
ZAR
南アフリカ 10月CPI
翌日の政策金利判断につながる物価動向とZARの反応に注目です。
11月
19 日
ZAR
南アフリカ 政策金利発表
金利判断とインフレ見通しを受けたZARの値動きに注目です。
11月
26 日
NOK
ノルウェー 7~9月期GDP
ノルウェー経済の成長動向を受けたNOKの値動きに注目です。

これらのイベントを受けてNOK/ZARがどのように動き、自動売買でどのような新規・決済の約定が発生するのか注目です。

まとめ

最終回は、9月14日~10月16日の約1か月間および7月21日から10月16日の約3か月間の、NOK/ZARの自動売買「ノルウェー/南アランド 積極レンジ型」の運用結果を振り返りました。

3か月間通して中央付近を推移し続け、狭い範囲をほぼ横ばいに推移する比較的穏やかな相場でしたが、短期的なボラティリティの高さが強みとなり、3か月間の実現損益は+35,109円となりました。

NOK/ZARは、長期でレンジを形成しやすく、短期的に見るとボラティリティが高いことが特徴で、レンジ型の自動売買として運用がしやすく、着実に実現益を積み上げることができるということを運用レポートを通してお伝えしていきました。
取引画面にてご覧いただける最新のシミュレーションもあわせて参考にしていただき、トライオートでのNOK/ZARの取引をぜひご検討ください。

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