トライオートの基本

トライオートETFガイド

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目次

1.はじめてのトライオートETF

1-1.ETFってどんな金融商品なの?

ETFとはExchange Traded Fundの略で上場投資信託と呼ばれ、証券取引所に上場されいつでも売買ができる投資信託のことです。投資対象が幅広く、株式や債券などの主要な指数をはじめ金や原油などのコモディティまで日本国内のみならず世界中の多彩な資産に投資することができる金融商品です。

①ETFは指数連動型の投資信託

今でこそ銀行の窓口で購入できるほど一般的になった投資信託ですが、投資信託は複数の投資家がお金を出し合い、それを投資のプロであるファンドマネージャーが投資家に代わって運用を行う金融商品です。ETFはそうした投資信託の中で日経225S&P500など市場を代表する株価指数など、特定の指標に連動するように作られたインデックスファンドです。

②一般の投資信託との違い

一般の投資信託との大きな違いは「証券取引所で株と同じように売買ができる」という点です。投資信託は、○○ショックなどのように今日マーケットに何か一大事が起きてもすぐに売ることができません。でもETFは取引時間中であれば、流動性などの影響はあるもののいつでも売買ができるのです。

③ETFは投資対象が豊富にある

投資対象は株や債券の他に、金や原油といったコモディティなど多彩な資産クラスがあり、さらに世界全体や先進国、新興国などの地域単位、あるいは国や業種別など様々な選択肢があります。

④世界で急成長!プロが注目するETF

ETFはその利便性の高さから、この10年間で純資産残高が7倍に急成長しています。世界の銀行や保険会社などの機関投資家も積極的にETFを利用しており、米国最大の公的年金基金カルパース(米国カリフォルニア州職員退職年金基金)など有名な年金基金もETFを運用に取り入れている等、投資のプロ達も注目している金融商品です。

1-2.ETFが人気の理由

投資信託の場合、その名前だけ見てもどんな銘柄に投資しているのかイメージしにくいものが多くあります。ETFは、日経平均株価やS&P500など国内外の代表的な株価指数等に連動するように作られているため、何に投資しているのか分かりやすく、またその中身も毎日公表されている透明性の高さが支持されています。

①分散投資効果を得られる

例えば、TOPIX(東証株価指数)は東証1部上場のすべての銘柄の株価を基に算出される指数のため、TOPIXに連動するETFを買えば、自ずと東証1部上場の約1,700銘柄に分散投資するのと同じ効果を得られることになります。米国株に投資したいと思ってもどの銘柄に投資すれば良いのか簡単には判断できませんが、S&P500に投資すればそうした成長企業を含む高収益企業に分散投資することができます。また、個別銘柄だと倒産したらゼロになってしまいますが、ETFでは指数を構成する企業が1社倒産しても元々分散されているので大きな影響はありません。

②投資信託よりも運用コストが安い

ETFの投資対象は国内ETFではTOPIXや日経225、海外ETFではS&P500やNASDAQ指数等をベンチマークとして運用するため、一般的な投資信託のように銘柄選定など運用コストが必要なくその分信託報酬が安く設定されています。信託報酬は運用資産から差し引かれるコストですので、これが安いということは投資家にとって有利な金融商品と言えます。

③分配金をもらえる

ETFでは、個別株の配当にあたる分配金を得ることができます。分配金や分配頻度は銘柄によって異なりますが、国内ETFでは年1~2回、海外ETFでは年2~4回(半期または四半期)という銘柄が多くなっています。また、海外ETFには毎月分配で分配金利回り(実績)が年間で5%を超える銘柄もあります。

1-3.トライオートETFとは?

じゃあ、トライオートETFってなに?と思われるでしょう。トライオートETFは、急成長する世界のETFに、投資元本に対する為替リスクを排除し、自動売買により簡単に投資いただけるまったく新しいCFD形式の資産運用サービスです。
CFDは現物を保有せず、全ての銘柄の売買差金を日本円で決済する取引手法のため、日本円のままでの投資が可能となり、また、レバレッジをかけた機動的な取引を行うことも可能です。

①ETFでの自動売買

トライオートETFは、ETFを投資対象にして自動売買機能を利用することができるサービスです。日本時間の夜間に取引される海外ETFも自動売買機能により自動で取引を行ってくれます。自分の投資スタイルに合わせて選ぶだけの自動売買セレクトや、好みの銘柄を選んで自分で自動売買を作ることができるなど、投資経験者の方はもちろん、初めて投資をされる方にも簡単にご利用いただけるサービスです。

>>詳しくは「2.はじめてのETF自動売買」で解説いたします。

②世界のETFを厳選してお届け

トライオートETFでは、国内外の市場を対象に、十分な流動性、信頼に足る純資産規模、そしてETFのパフォーマンスに影響するコスト率などから厳選した29銘柄を提供しています。

トライオートETFの採用銘柄や詳細情報はこちらでご確認いただけます。

>>詳しくは「1-4.トライオートETFにはどんな銘柄があるの?」をご覧ください。

③投資元本に対する為替リスクを排除

海外ETFに投資するということは外国株投資と同じで、投資元本を円から外貨に交換して投資しなければなりません。その際には、相場変動により損益とは別に、投資元本そのものに対して円高、円安といった為替変動が影響し、いざ円に交換しようとしたら円高で元本が大きく目減りしてしまうといったことが起こり得ます。トライオートETFでは差金決済取引の仕組み利用することができるため、投資元本に対する為替リスクを排除し、円高円安による元本の変動を気にせずいつでも取引いただくことができます。

なぜ為替リスクが怖いのか?

例えば、1ドル120円の時に1,000ドル分購入して400ドルの利益が出た場合、現物海外ETFはその時の為替レートによっては日本円に両替した時にマイナスになることがあり得ます。

買付額1,000ドル、利益400ドル、合計1,400ドルの資産が、買付時のレート1ドル120円計算すると168,000円です。しかし、これが1ドル80円まで円高になると、112,000円に目減りしてしまいます。投資元本は120,000円ですので、円高により投資元本を割ってしまうことになります。

これに対してトライオートETFは円のまま取引できるので、為替変動の影響を受けるのは損益部分の400ドルのみです。実際に以下の図のような差が生じます。

④手数料無料で取引できる

自動売買、手動売買を問わず売買手数料無料なので、手数料を気にせずお取引いただけます。また、投資元本を外貨に交換する必要がないため両替手数料もかかりません。もちろん口座管理料や取引ツール利用料なども一切かかりません。トライオートETFでかかるコストは、ポジションを保有している場合に発生する「金利」のみです。日をまたいでポジションを保有する際に1年間の金利を日割りした額が「金利調整額」として発生します。金利水準は、買いの場合は「基準金利※+9.0%」となります。

※日本銘柄=日銀無担保コール翌日物金利
 米国銘柄=翌日物銀行資金調達金利

1-4.トライオートETFにはどんな銘柄があるの?

トライオートETFでは、世界の取引所に上場するETF、ETNの中から厳選した29銘柄を取り揃えています。「銘柄リスト」では、何を対象としたETFなのか、どんな株式を保有しているETFなのか、どのくらい変動するETFなのかなど詳細情報をご確認いただけます。ここでは、主な銘柄の特徴をご紹介いたします。

米国の株式を対象としたETF

米国に上場している米国株式で構成するETFです。米国は世界最大の株式市場で、グローバル企業がもっとも多く存在しています。フェイスブック、アップル、アマゾンなど日本でもお馴染みの企業もその中の一部です。トライオートETFでは、市場規模に相応しく米国株式を対象とするETFをもっとも多くご提供しています。一口に米国株式といってもそれぞれ特徴が異なるため、それぞれの特性を活かして幅広く投資できるように、米国株式市場を代表するS&P500やナスダック総合株価指数、またテクノロジーや金融などセクター別のETFといったものをご用意しています。

米国の債券を対象としたETF

米国には、トレジャリーと呼ばれる米国政府が発行する債券をはじめとした様々な債券が存在します。このトレジャリーは世界でもっとも信用力と流動性があり、売買高と発行残高は世界最大であり、金融市場全体の指標としても利用されます。こうした市場規模や流動性を利用すべく米国のみならず世界中の企業が、ドル建てでの社債発行を活発に行っています。毎月配当が出るのも魅力の一つで、リスクはあまりとりたくないので値動きの小さい債券から投資したい、株式だけではなく債券を組み入れてポートフォリオの安定化を図りたいなど、幅広い使い方ができます。

世界全体に投資するETF

成長国や成長市場に投資したいと思っても慣れていないとどうやって投資してよいのか分かりませんが、ETFならば先進国や新興国、欧州や中国といった普段なかなか手の届かない国への投資も可能にしてくれます。また、世界の46ヶ国、実に85%もカバーし世界全体に投資できる銘柄もあります。

コモディティに投資するETF

金や銀、原油の値動きはニュースで目にすることも多く身近な商品です。特に金は、現金に代わる安定資産として現物、コイン、積みたて、さらには先物取引など様々な投資方法がありますが、現物保管の煩わしさがないことなどから、今ではETFでの保有が人気となっています。原油も同様に、値動きの激しい先物取引よりもETFの方が小額から投資できることから人気となっています。

日本の株式に投資するETF

日本銘柄では、2大指数のTOPIX(東証株価指数)と日経225(日経平均株価)を取引いただけます。そもそもこの2つの指数は何が違うのかというと、TOPIXは東京証券取引所に上場している約2,000銘柄の時価総額を元に算出され、時価総額が大きいほど指数への影響が強くなっています。一方、日経225は、日本経済新聞社が算出、公表している指数で、1部上場銘柄から選別された225銘柄で構成されています。日経225は、ダウ平均方式と呼ばれる米国のダウ平均株価の算出方式を用いており、個別の株価を反映しやすい方法のためTOPIXよりも値動きが大きくなりやすいという特徴があります。

レバレッジETF

投資家ニーズに合わせた設計ができるというのもETFの強みです。ETFは原資産となる株価指数などが元々分散投資されているため、個別株などに比べ値動きは小さくなります。このレバレッジETFとは、原資産の動きにレバレッジ(テコの原理)をかけて原資産が前日比1%変動したら2%変動するなどのように設計され、よりアクティブな取引ができるようになっています。例えば、Direxionデイリー米国金融株ブル3倍ETFやプロシェアーズウルトラプロQQQといった銘柄は、原資産の指数の値動きの3倍の値動きとなるよう設計されています。また、日経ダブルインバース上場投信のように、日経平均株価が前日比1%下落したら2%上昇するというように、原資産の動きとは反対の値動きをするETFもあります。通常銘柄よりもエキサイティングな値動きとなるため、取引する際には十分注意してください。

指数を対象としたETN

トライオートETFでは「S&P500 恐怖指数連動ETN」を取引いただけます。ETNとは「Exchange Traded Note(債権)」の略称で、ETFと同様に、株価指数や商品価格などに連動する商品です。ETFと大きく異なる点は裏付けとなる現物資産を持たない点です。恐怖指数は「VIX指数(Volatility Index)」とも呼ばれ、市場のS&P500指数のボラティリティに対する期待値を指数として表しています。S&P500指数が安定している際にはVIX指数の値が下落していき、S&P500指数が大きく変動するとVIX指数が上がるとされています。このような傾向から、“株式市場に対する投資家の不安”を表す指数とされています。米国株価連動型ETFとは逆相関の関係を持つことが多いことから、米国株価連動型ETFのヘッジ銘柄として運用していくことがポピュラーであると言われています。        

※2022年3月16日より「S&P 恐怖指数連動ETN」の新規発注を制限させていただいております。

1-5.いくらから取引できるの?

少額から投資できるといわれるETFですが、ではトライオートETFはいったいいくらから投資できるのか、詳しくみていきましょう。

自動売買は推奨証拠金を目安に投資する

海外投資や自動売買というと大きな資金を準備しなければならないかというと決してそんなことはありません。トライオートETFの自動売買は、リスクも考慮して余裕を持ってご利用いただけるよう推奨証拠金を提示しています。

推奨証拠金とは

自動売買注文では自動売買を設定する画面に「推奨証拠金」というものをご案内しています。
【自動売買注文 推奨証拠金】
推奨証拠金額 = 必要証拠金額 × 数量※1 × 倍率※2 +シミュレーション期間内※3の期間最大評価損失

※1 売注文と買注文の合計数量を比較し大きい方の数量の合計
※2 過去の前日終値から当日始値の最大下落幅に基づき、リスクを加味した倍率
※3 シミュレーション画面で選択した期間

レバレッジ5倍で効率投資

トライオートETFは差金決済取引の仕組みを用いています。差金決済取引とはFXや日経225先物取引などで用いられている取引方法で、実際の現物代金よりも少額の資金で投資することができます。例えば、1口1万円のETFであれば、レバレッジ5倍、つまり現物価格の5分の1の資金(これを証拠金といいます)で買うことができるのです。1万円の5分の1、つまり2,000円の証拠金で投資することができます。同じ1万円分買おうとすれば5口買うことができます。これが本来のレバレッジということです。もちろん、レバレッジをかけるため、資金効率だけではなくリスクも考慮しなければなりません。

1-6.いつ取引できるの?

ETFは証券取引所に上場されて取引時間中いつでも売買できる投資信託ですが、日本の取引時間は何となく分かるけど海外の取引時間はいつなのでしょうか?

トライオートETFでご提供するETFは、現在、日本銘柄と米国銘柄になります。日本の株式市場は朝の9時から午後3時まで、米国は日本時間の夜11時30分(サマータイム期間午後10時30分)から翌午前6時(サマータイム期間午前5時)となります。トライオートETFの取引時間は日本銘柄、米国銘柄それぞれ以下のようになります。

月曜日から金曜日まで下記時間帯にお取引いただけます。

  • 日本銘柄:9:05~11:25、12:35~14:55
  • 米国銘柄:23:35~翌5:55(米国サマータイム期間22:35~翌4:55)

※取引所の取引時間より開始は5分遅く、終了は5分早くなります。
※取引所の祝日等は取引休止や取引時間が短縮されます。
※米国サマータイム期間は、3月第2月曜日から11月第1日曜日となります。

1-7.どうやって取引するの?

世界最大のマーケットで実績のあるETFが上場される魅力的な米国市場ですが、ご承知のとおり日本とは真逆の取引時間、ずっと起きて値段を見ながら取引するのは大変です。だからこそトライオートETFでは自動売買機能を活用いただくことで、通常のリズムで生活しながら海外投資をしていただくことを可能にしています。資産状況の確認や自動売買の設定などは、日中でも仕事から帰宅してからなど都合の良い時にチェックし、取引は自動で。これがトライオートETFの使い方です。もちろん、自動ではなくてもご自身の相場観をもとに手動で取引いただくことも可能となっています。

>>詳しくは「2.はじめてのETF自動売買」で解説いたします。

1-8.はじめての差金決済取引

トライオートETFは、現物のETFとは異なり、実際の株券を保有しないで差損益だけをやりとりする差金決済という仕組みを採用しており、現物を購入しないため投資資金を外貨に交換することなく日本円のまま投資することが可能です。これにより、購入代金(元本)に対する為替リスクを排除して、差損益や分配金を受け取る権利、つまり経済的な便益だけを得ることができるのです。元々ETFには議決権が存在しませんので、実際には差損益や分配金の便益だけが得られれば十分なはずです。この差金決済取引の仕組みにより、元本に対する為替リスクを排除することをはじめ、様々なメリット受けることができるのです。

差金決済取引と現物取引の違い

差金決済取引と現物取引の大きな違いは、現物を保有するかしないかです。売買した時の効果は基本同じで、どちらも差損益、分配金を得ることができます。そのため、特にヘッジファンドのようなマルチアセットでの資産運用を必要とする機関投資家などが積極的にこの方法を活用しています。

上手に活用することで、現物を保有せず為替リスクも排除した上で、現物と同等の効果を生むことができます。トライオートETFでは、プロフェッショナルが利用するこの仕組みを、一般の投資家の方でも安心してご利用いただけるようにサービス化しています。

1-9.預けた資金は100%信託分離保管

お客様から預かりしている資産に評価損益等を加えた額(有効証拠金)を全額信託分離保管いたしますので、万が一当社が倒産しても、お客様が預けている有効証拠金は全額保証されます。また、ペイオフの対象外なので、保証金額の上限も存在しません。

万が一当社が倒産した場合のリスクとしては、その時点でお持ちの建玉(ETF1株買った場合は1株の買いポジションともいいます)を決済しなければならない場合があることです。この時に、評価利益となっていればお客様は利益を得ることができますが、反対に評価損失となっていれば実現損失が発生いたします。つまり、お客様は保有し続けたくても損益に関わらず建玉を決済しなければならないというリスクがあります。

当社および信託先金融機関の破綻によりお客様の預けた資産がなくなるということは、全額信託分離保管のスキームにより回避しています。

信託分離保管の注意事項

  1. 信託分離保管は、お取引の元本を保証するものではありません。価格の急激な変動によっては、お客様の元本を超える損失が発生するおそれがあります。
  2. 当社では、取引当日の取引終了時に、当社で確認できたお客様の有効証拠金を、翌々銀行営業日付けで、信託契約先銀行に送金して分離保管しておりますので、当社の破綻時に、お客様に全てのポジションを決済していただいた後の証拠金の残額と、その時点での信託保全額は必ずしも一致しません。そのため、全ての有効証拠金額が返還されない場合があります。
  3. 当社に万が一の事態が起こった場合、受益者代理人からお客様に証拠金の返還を致しますが、返還の際、お客様のご本人様確認をさせて頂く必要がございますので、お客様の個人情報を受益者代理人ならびに信託先である三井住友銀行に提供する場合があります。
  4. 信託保管先である三井住友銀行は、お客様の資産の返還を保証するものではなく、運営および受益者代理人の運営・管理責任を一切負いません。

1-10.損失の拡大を防ぐための設定

差金決済取引はレバレッジをかけた取引となるため、お客様が預けた資金以上の損失が発生する可能性があります。そうした事態を極力防止するために、預け入れた証拠金に対して一定以上の評価損失が生じた時点ですべてのポジションを強制的に決済するロスカットルールが設けられています。

  1. 有効比率150%以下:登録メールアドレスへ「プレアラートメール」が送られます。
  2. 有効比率120%以下:登録メールアドレスへ「アラートメール」が送られます。
  3. 有効比率100%以下:すべての建玉を反対売買により自動決済(ロスカット)し「ロスカット通知メール」が送られます。

※ロスカット判定間隔は、有効比率200%超では約5分間隔、200%以下では約1分間隔で行われます。

また、お取引時間外等により全ての建玉のロスカットが執行されなかった場合は、取引時間内の建玉のみロスカットを行い、その後、再判定いたします。

2.はじめてのETF自動売買

2-1.ETF自動売買をおすすめする理由

トライオートETFでご提供しているETFの多くは米国市場に上場している銘柄です。米国市場は日本時間の22時35分(米国サマータイム)からスタートするため、そこからずっと起きて売買するのは難しいですよ。実際には取引が始まる前に指値で注文を入れておいたりすることになるでしょう。トライオートETFでは自動売買機能によりあらかじめ「いくらで買う」、「いくらで売る」、「次にいくらになったら買う」という条件を設定しておくだけで、あとは設定通りに自動に取引してくれます。これにより、寝ている間でもマーケットに動きに合わせて効率的な運用ができるのです。自動売買といってもすぐにイメージできないかもしれませんので、具体的にみていきましょう。

自動売買により収益効率をアップする

下の図は、トライオートETFで取り扱っているS&P500ETFの2年間の値動きで、一度購入して長期保有(バイ&ホールド)した場合と自動売買との結果を比較したものです。スタート時点はいずれも1株190米ドルで5株購入し、およそ2年後にバイ&ホールドの場合は50米ドルの利益に対して、5米ドルで決済を繰り返す自動売買の場合は評価損失を含め85米ドルの利益となりました。元の購入金額は同じですが、細かい値動きを捉える自動売買は値上がりを待つバイ&ホールドよりも収益率を高めることができる手法なのです。

値下がり時にも有効

ETFを購入はしたがどんどん値下がりしてしまうといった場合にも自動売買は有効です。通常、為替やコモディティと異なり、株式は成長を目指して企業活動が行われる結果のため、株式を原資産とするETFは長期的な上昇カーブを描きやすいという特徴があります。そのため、「ドルコスト平均法」のように計画的に平均取得価格を下げていく方法が有効であり、トライオートETFの自動売買はそのような設計となっています。最安値をピンポイントで買うことはプロでも難しいですが、自動売買により一定範囲で下がったところ買うことで、単なるバイ&ホールドよりも収益性を高めることができるのです。

2-2.ETF自動売買の仕組み

では、自動売買とは具体的にどういったものなのか、その基本的な仕組みを見ていきましょう。

自動売買の基礎となる連続注文の仕組み

自動売買の基礎となる連続注文は実はとっても簡単で、「最初にいくらで買うか(新規注文)」、「いくらになったら決済するか(決済注文)」、「決済したあと次にいくらになったら買うか(次の注文)」という3つの条件設定で組み立てられています。

●「カウンター」の使い方

カウンターとは、決済時点から売買方向とは反対にいくら動いたら再度買うのかという設定になります。例えば、S&P500ETF190ドルで買い、2ドル上昇したら利益確定。その後2ドル下がったら再度買うという設定をする場合に利用します。

新規注文「エントリー価格」190、決済注文「利確幅」2、次の注文「カウンター値(幅指定)」-2と入力します 。

※便利な機能:「カウンター」を値幅ではなく価格で設定することができます。価格にチェックを入れて、例えば190と入力すると、決済後190ドル以下になったら買うという設定になり、同じ価格での買いを何度も繰り返すことができます。

●「フォロー」の使い方

フォローとは、決済時点から売買方向と同一の方向にいくら動いたら再度買うのかという設定になります。例えば、S&P500ETFを190ドルで買い、2ドル上昇したら利益確定。その後2ドル上がるかまたは下がったら再度買いたいという設定をする場合に利用します。

新規注文「エントリー価格」190、決済注文「利確幅」2、次の注文「フォロー値」2、「カウンター値(幅指定)」-2と入力します。

2-3.ETF自動売買の基本戦略

ETFの自動売買の基本戦略は「買い」、つまりバイ&ホールドです。
自動売買を稼動させるタイミングも対象のETF価格が相対的に安い時に越したことはありません。そこから上昇するのか、上げ下げを繰り返すのか、それとも下がるのかにより損益に差が生まれます。もし相場がもみ合うことなく上がり続けた場合には、自動売買よりも単に買って持ち続けた方が利益は出るでしょう。でも、相場は上下の値動きを繰り返すものです。そのときこそ自動売買のメリットが生まれます。ETF自動売買は、投資スタンスはバイ&ホールドを基本として、ETFの値上がりだけではなくその間の値動きをも収益化する売買戦略です。それを実現する自動売買の基本設定が「追尾」です。次章以降で説明する自動売買戦略もすべてこの「追尾」を基本としそれを応用したものになります。

これだけ覚えれば大丈夫「追尾」

「追尾」は設定したレンジ(値幅)の中の細かい上げ下げを捉えて売買しながら、さらに相場上昇にも追随していく自動売買設定です。

2-4.自動売買で注意しなければいけないこと

実際に自動売買を始める上で特に知っておいていただきたいことを4つご説明します。

1.推奨証拠金

自動売買を始める上で目安としてほしい証拠金となります。
実際の必要証拠金額はこれよりも少ないので、推奨証拠金額が口座になくても稼動することはできますが、これを無視するとすぐにロスカットになってしまうなど資金管理面で問題が発生します。トライオートETFは5倍のレバレッジをかけている状態ですが、銘柄のボラティリティによって過度なレバレッジがかからないように調整する役目を推奨証拠金は担っています。推奨証拠金は選択期間からの最大下落幅や最大評価損失を基に算出していますので、下落幅や評価損失の大きかった銘柄ほどレバレッジは実質低くなる計算です。

より安全に運用したい方は、推奨証拠金よりも資金を多く用意していただければOKです。ですが、推奨証拠金以下の金額で運用を始めるとロスカットのリスクが高まりますので、始める際には目安として信用していただければと思います。

推奨証拠金は、下記のように算出しています。

推奨証拠金額 = 必要証拠金額 × 数量※1 × 倍率※2 + シミュレーション期間内※3の期間最大評価損失


※1 売注文と買注文の合計数量を比較し大きい方の数量の合計
※2 過去の前日終値から当日始値の最大下落幅に基づき、リスクを加味した倍率
※3  シミュレーション画面で選択した期間

ただ、推奨証拠金以上の金額で運用を行っていれば絶対にロスカットしないという保障はありません。運用を始める際はロスカットルールを確認しましょう。詳しくはこちら

2.現在の価格帯を中心にスタートする

自動売買セレクトを稼動するときは、いつ稼動開始するのかはとても重要です。
自動売買なので一度稼動すればその後の売買は自動で行いますし、相場がもみ合えばしっかりと利益を出してくれます。でも、この自動売買は稼動タイミングを教えてくれるわけではありません。ここは自分で決める必要があります。つまり「いつ稼動するのか?」これは自動売買であっても裁量であっても直面する課題となります。
しかしながら自動売買の場合、すでに一定のレンジ幅で分散されて注文を出すためタイミングは通常マニュアル売買ほど気にする必要はないと思っています。ただし、価格が設定したレンジのより下の価格に向かったときには追加の自動売買を検討します。

3.いつでも稼動停止できる

この自動売買はいつでも稼動停止できます。また、すべての注文を確認することもできますし、変更することもできます。自動売買は連続注文を待機させるので、稼動させた直後にいきなり売買し出すわけではありません。「設定しているけど全然売買してくれないよ?」という声もありますが、相場が動かなければ売買することはありません。

4.複数の新規注文が同じ価格で約定した時

最後に、自動売買の仕組みは、あらかじめ複数の指値・逆指値の新規注文を発注するため、ETFの価格が前日終値から大きく乖離して取引が始まった場合、指値・逆指値の値を分散していても、複数の新規注文が同じ価格で約定してしまう可能性があります。

このような場合、その後の連続注文の指値・逆指値価格が分散されず、想定した動きとならない可能性がありますので、ご注意ください。もしその場面に遭遇してしまったら、取引ツール 「ホーム」画面 で注文変更や稼動停止を行ってください。

2-5.自動売買で失敗しないための秘訣

レバレッジ型はハイリスク・ハイリターン

自動売買セレクトを開くと「レバレッジ型」のETF銘柄を対象とした自動売買が目につきます。レバレッジ型ETFの自動売買は非常に収益率が高く、一気に投資資産を増やすこともできます。しかし、冷や水をかけるようで申し訳ないのですが、収益率が高い一方でリスクも高いのが世の常です。

自動売買名に「ダブル」や「トリプル」とかかれているものが、レバレッジ型のETFを対象とした自動売買になります。変動幅をオリジナルの指数に対してX倍動くように設計されたETFです。そのため、上下にかなり動くため自動売買のロジック的にはかなりフィットします。

同銘柄であってもレバレッジ型ETFの自動売買の方が年間収益率が高くなることもあります。この利益分を更にレバレッジ型に投資したくなりますが、リターンが高いということはもちろんリスクも高いということになります。つまり、レバレッジ型の場合、大きな評価損益を経験することも普通にあるということです。

レバレッジ型を対象とした自動売買はバシバシと利益を出してくれるので積極的に使いたくなってしまいますが、その分リスクも大きくなります。いろんな期間のシミュレーションも確認していただいた上で最大評価損失はどのくらいか?などを確認してから利用するようにしましょう。

特にレバレッジ型の場合、レバレッジ3倍のケースものでも下落時の幅は3倍以上というケースも散見されます。レバレッジ型で利益が出て資産が増えたら、それ以外の自動売買のアセットクラスを増やしていくことを先に検討していただければと思います。

※2021年7月31日以降、プロシェアーズ ウルトラプロQQQ(ナスダック100トリプル)では、「ビルダー」から新規に自動売買の「買い」注文を作成することができません。(チャートメイクは売買ともに制限をかけております)

自動売買は短期でも戦略は長期が基本

ETF自動売買の基本戦略は「買い」です。
そのため、自動売買を稼動させるタイミングは価格が安いときに越したことはありません。
そのまま上昇し続けるか、しばらく相場が上下に動くか、あるいはそのまま下がるかによって損益に差が生まれます。もみ合うことなく相場が上がり続けた場合には、自動売買よりもバイ&ホールドで購入しておいた方が利益は出るでしょう。しかし、相場が上下に変動した時こそ自動売買のメリットが生まれます。
ETF自動売買は、基本的にETFの値上がりだけでなく「値動き」も期待するというものです。売買自体は短期で自動的に行いますが、投資スタンスとしてはバイ&ホールドと同じく中長期のスタンスが基本となるためです。
なお、トライオートETFの自動売買では 、一時的な相場の下落に備えたリスクヘッジができるよう新規「売り」注文も可能となっております。

2-6.自動売買を管理する方法

取引ツールの「ホーム」画面には作成した自動売買がパネル毎にまとめて表示され、損益状況などを確認できます。パネル内の「詳細」をクリックすると自動売買注文が個別に表示され、注文の変更等を行っていただけます。「ホーム」画面では自動売買注文だけではなくマニュアル注文も表示されますので、口座全体の管理をここで行っていただけます 。

注文設定を変更する方法

「詳細」画面内で「注文設定」メニューを開き、個々の自動売買注文の設定を変更することができます。当該自動売買注文が新規注文状態であれば、取引数量やエントリー価格(初回取引の指値・逆指値)の変更も出来ます 。

複数の自動売買注文の設定値を一括変更する方法

「注文設定」タブに表示される「一括変更」ボタンをクリックすると「自動売買一括変更」画面が表示され、グループ内の複数の自動売買注文の設定値をまとめて変更することができます。


変更可能な項目の数字を変更すると、入力フォームがオレンジ色に変わります。                                                                                                     
画面右下の「変更」ボタンをクリックすると、該当の自動売買注文の設定値がまとめて変更されます。
※建玉を保有している場合は、数量の変更が出来かねます。建玉の決済完了後にご変更ください。
※2回目以降の新規注文については、エントリー価格の変更が出来かねます。


また、一括変更画面一番右側の列にある「チェックボックス」にチェックを入れ、「選択一括入力」ボタンをクリックすると、チェックを入れた注文に対し変更後の設定値をまとめて入力することができます。                                                                                                                                                   

例:ヘッジャーのプログラム「売」の項番1~3の「数量」を2口から4口にまとめて変更する場合

手順1:右側のチェックボックスにて項番1~3にチェックを入れたあと、「選択一括入力」ボタンをクリックします。
※売り注文と買い注文は同時に選択一括変更することができません。
一括変更するロジックの中に売り注文と買い注文が両方ある場合は、 どちらかの注文をご選択ください。


手順2:「数量(口)」にチェックを入れてから、4(変更希望の値)を入力し「変更」ボタンをクリックします。

手順3:項番1~3の数量(口)がすべて「4」に変更されました。

この状態で右下の「変更」ボタンをクリックすると注文設定がまとめて変更されます。

自動売買注文を稼動停止する方法

「注文設定」メニューの一番右にある稼働列に電源マークがついています。緑色になっている「稼働中」の電源マークをクリックすると注文を停止します。フォルダ内の注文を一括で停止することも可能です。稼動停止を行うと、保有中のポジションの決済完了後、次の注文は発注されません。

チャート上に建玉、新規注文、決済注文を表示する方法

「建玉照会」および「注文設定」メニューでは「建玉表示」ボタンをクリックするとチャート上に現在保有中の建玉の位置が表示されます。

買い建玉・・・赤色のラベル
売り建玉・・・青色のラベル

「建玉照会」および「注文設定」メニューでは「新規表示」や「決済表示」をクリックすると、チャート上に注文の位置が表示されます。

新規買い注文・・・ピンク色のラベル
新規売り注文・・・水色のラベル
決済注文・・・黄色のラベル

3.ビルダー機能で自動売買注文を自作する

ビルダー機能を利用することで、自動売買注文の設定値をカスタムし、自分だけの自動売買ロジックを作成することができます。
自動売買注文の単体作成や複数一括作成が可能です。
また、【チャートメイク】機能では今後の相場を予想して1本の線でチャートを描画するだけで自動売買ロジックを自動生成することができるため、自分で設定値を決めるのは難しい…というお客様にもご自身の相場観に合わせた自動売買ロジックを作成できます。

3-1.ビルダーの始め方

取引画面左側の「ビルダー」をクリックします。
※スマートフォンアプリは「セレクト」メニュー内に『ビルダー』ボタンがあります

3-2.マルチカスタムで作る

マルチカスタムは、設定の異なる自動売買注文を複数本同時に作成・稼働する機能です。
レンジ幅を指定してその中に自動売買注文を均等に設定していくという設計になっています。
したがって、「特定のレンジ幅の中で売買を繰り返す注文」のみを作成することができます。

後述の「自動売買セレクト」で用意しているヘッジャーやスリーカードのようなロジックを作ることもできます。

設定するにあたり、各項目の詳細を確認されたい場合はインフォメーションマークをクリックしてください。


例:S&P500ETFの銘柄で前日の終値を中心に上下50ドルの範囲に合計10本の「買い」の自動売買を仕掛けたい。
自動売買1本あたりの発注数量は2口
ポジション保有後、5ドル分の利幅が取れたら決済する。
決済後の価格から5ドル下、30ドル上の位置に次の新規注文を仕掛けたい。

ロジック設定画面では以下のように入力します。
① 売買は「買」を選択
② スタート価格は「前日終値」で「0」と入力
③ スタート価格:OCOにチェックを入れる
  ※稼働直後の注文がOCO注文になります
④ レンジ幅は「50」と入力
⑤ 本数は「5」と入力
⑥ 数量は「2」と入力
⑦ 利確幅は「5」と入力
⑧ フォロー値は「30」と入力
⑨ カウンター値は「-5」と入力

「ロジック追加」を選択して、思い描いた自動売買注文設定値が再現できているか確認しましょう。
レンジ幅÷本数の間隔で自動売買が設置されます。上記ケースの場合だと
前日終値を中心に、50ドル÷10本=5ドル間隔で自動売買注文が設置されたことを確認できました。
※前日終値より下の価格はエントリー価格1、前日終値より上の価格はエントリー価格2になっています

また、同じ画面で売り注文も同時に作成することができます。
一度に作成できるロジックは合計で100本までになります。

作成をやり直したい場合は「ロジックグループ」タブ>「…」マークの順にクリックし、
ロジックを削除しましょう。

3-3.シングルカスタムで作る

シングルカスタムは、自動売買注文を1つ1つ作成することができます。
作成にはマルチカスタムよりも時間がかかりますが、工夫次第で完全オリジナルな自動売買を作成することができます。

1本設定を終える毎に「ロジック追加」を押していき、さまざまな仕掛けを組み合わせましょう。
一度に1本~100本まで追加することが作成できます。

3-4.チャートメイクで自動売買注文を自動生成する

自分なりに思い描いている相場シナリオがあるけれど、ビルダー機能でどうやって設定したらいいかわからない…。そんなときはチャートメイク機能を使い、チャート上に未来の値動きを描くことで、オリジナルの自動売買ロジックを自動生成することができます。
 >>チャートメイクリリースについての記事はこちら

チャートメイクは「ビルダー」メニュー内よりご利用いただけます。
(アプリの場合は「セレクト」および「チャート」メニュー内にある「⊕ビルダー」ボタンよりご利用いただけます)

チャートメイクは4STEPで完了します!

STEP1 銘柄を選択する

STEP2 予測チャートを描く

※画面はイメージです

選択した銘柄の過去1年間のチャートが表示されますので、目先1年分の値動きを予測して、続きを描きます。
点滅する描画ポインタを左クリックし続けたまま一番右側の縦線の位置(1年後)まで動かしてください。
描画完了となれば、画面下部「次のステップへ」が点灯し次の画面に遷移できます。

STEP3 ロジックの種類を選択する

選んだ銘柄に応じていくつかのロジックが表示されますので、お好みの投資スタイルを選びます。

各ロジックの解説

■ コアレンジャー

レンジ帯を2つに分け、中心のコアレンジで細かく売買し、サブレンジでは大きな利幅で取引を行います。サブレンジでは、価格の戻りを想定した取引をするようにデザインされています。

■ プロテクター

プロテクトラインを定めることで適切な資金管理を意識した中長期運用を目指すロジックです。運用資金の目安はプロテクトラインまで相場が下落した場合でも耐えれるように設定されます。
また、狙う利益の大きさが3種類あることも特徴です。

■ ゾーンプロテクター

プロテクトラインを定めることで適切な資金管理を意識した中長期運用を目指すロジックです。取引数量別に3つのゾーンを分け低い価格ほど数量が増えます。
そのため、下落相場においてはプロテクターより大きく利益を狙えるのが特徴です。

■ ヘッジャー

フォロー値の異なる買い注文が上昇相場を追いかけて利益を狙う設定ですが、大きな下落局面では、売り注文を仕掛けて買い建玉の評価損失をヘッジする設定となっています。

STEP4 ロジック内容を確認・修正して稼働させる

描画したチャート予測の線と選択したロジックを組み合わせて、自動売買注文設定が自動的に組み上がります。
チャート上に売買方向毎に色分けされたレンジ幅が表示されますので、設定内容をご確認ください。

ピンク色:買い注文のみ
水色:売り注文のみ

設定値を修正したい場合は、画面左側「ロジック設定」より各種項目を修正後、「注文設定再作成」ボタンをクリックすると、自動売買注文の設定値が修正されます。
また、ロジック設定の項目は選択したロジックの種類で変化します。

「発注に必要な証拠金」および「運用資金目安※」の数値をご確認いただき問題がなければ「カートに追加」ボタンをクリックします。
「カート」メニューでは中に入れた自動売買設定を全て合計した推奨証拠金や発注に必要な証拠金額、成績を確認して、調整することができます。
もちろんカートを経由せず、「今すぐ稼働する」ボタンから稼働していただいても問題ありません。

※運用資金目安とは
「プロテクター」および「ゾーンプロテクター」のロジックにのみ表示される項目となり、想定損失額を考慮した運用資金の目安です。
想定損失額=すべての注文が約定し建玉を保有した上でプロテクトラインに到達したときの評価損

3-5.シミュレーションから発注まで

自作した自動売買注文はそのまますぐに稼働させることが可能ですが、稼働前に過去のレートをもとにバックテストを行ったシミュレーション結果を確認できます。
自動売買注文の作成が完了したら、ロジックを追加し、「シミュレーションを見る」をクリックしましょう。


■シミュレーション結果画面

シミュレーション結果画面では、期間収益率や期間損益、リスクリターン評価の確認を行えます。

このバックテストは「もし選択期間から自動売買を始めていたら…」という想定に基づいています。

また、シミュレーション期間の文字をクリックすると、選択した期間のシミュレーション結果表示に切り替わります。

『注文設定』タブでは各自動売買注文の設定値詳細も確認できます。
OKであれば『カートに追加』ボタンもしくは『今すぐ稼働』ボタンをクリックします。

※シミュレーション結果はイメージです。また、シミュレーション結果は将来の結果を保証するものではありません。



■確認画面
自動売買グループ名を任意に変更することができます。
注文のセット数の調整を行い、推奨証拠金額および発注に必要な証拠金額をご確認ください。
※「今すぐ稼働」ボタンを押下後の確認画面で『稼働開始』をクリックすると、カートを経由せずにすぐに自動売買注文が発注されます

■カート画面
カートでは発注数量の調整や推奨証拠金および発注に必要な証拠金額の確認ができます。
ビルダーの自動売買注文だけでなく、自動売買セレクトから選択した自動売買注文とあわせたシミュレーションも行え、同時に発注することができます。
発注内容が決まったら『注文を確定する』ボタンで発注します。

※注意※ 確定ボタンを押したときに「発注可能額」が「発注に必要な証拠金」に満たない場合は稼働失敗となり自動売買が稼働できません。 カート画面「注文履歴」から再度カートに入れることができますので、発注可能額をご確認のうえ再度注文確定をしましょう

3-6.ビルダーズシェアを投稿する

ビルダー機能やチャートメイク機能を使って作成したオリジナルの自動売買プログラムは、「ビルダーズシェア」として他のトライオートETFユーザー向けに公開することができます。
 >>ビルダーズシェアリリースについての記事はこちら

「ホーム」画面もしくは「セレクト」画面から「ビルダーズシェア」タブ>「シェア」アイコンの順に選択するとビルダーズシェア投稿画面へ遷移します。

「ホーム」画面の場合

「セレクト」画面の場合

ビルダーズシェア投稿は4STEPで完了します!
※1人1つまで投稿することができます。複数の投稿はできかねます。

STEP1 投稿するビルダーを選択する

ポートフォリオ画面で稼働アイコンがON(自動売買グループ稼働中)のステータス
となっているETF自動売買グループの一覧が表示されます。

一覧より、投稿したいビルダープログラムにチェックを入れて「進む」を選択します。
※稼働状態の自動売買グループが2種類以上ある場合は、2個以上10個以内のチェックが必要です。
※稼働状態の自動売買グループが1種類の場合は1個のチェックのみで次に進めます。
※ナスダック100トリプルの買い注文を含むビルダーはは制限中のため投稿対象から除外されます。

STEP2 ニックネームを決める

ビルダーズシェアに掲載されるプログラム名を入力してください。

STEP3 アイコンを決める

ビルダーズシェアに掲載される画像アイコンを選択してください。
ご自身でご用意いただいた画像はもちろん、デフォルトアイコンから選択いただくことも可能です。

STEP4 プロフィールを決める

投稿ユーザー自身の「トライオート経験年数」と「運用スタイル」をご回答いただくとともに、投稿するビルダーの概要説明をご入力いただきます。
ここでご入力いただいた内容は、「ビルダーズシェア」の自動売買プログラム詳細画面に表示されます。
設定の意図やコンセプトなど他ユーザーに伝えたいことがあればご記入ください。

投稿内容を確認する

選択したビルダーを「稼働日」から継続稼働した場合のシミュレーションを確認します。
「稼働日」とは、ビルダーズシェアのポートフォリオに含まれる個々のプログラムにおける初回稼働日のうち、最も若い日付を指します。
なお、「稼働日」が投稿日当日となる場合、シミュレーション計算ができないため、各種データは表示されません。

期間収益率、リスクリターン評価、パフォーマンス評価の結果や、証拠金額を確認していただき、「投稿する」ボタンを選択すると投稿が完了しインヴァスト証券にて審査が始まります。
投稿した内容は「ホーム」画面>「ビルダーズシェア」にてご確認いただけます。

クリックで投稿内容を確認できます。

投稿直後はシミュレーション計算中のため、シミュレーション結果が表示されるまでにお時間がかかります。
審査を通過いたしますと、「セレクト」ビルダーズシェアに公開されるようになります。

また、「投稿キャンセル」ボタンを選択し、いつでも投稿を取り下げることもできます。

3-7.ETFとFXの自動売買を組み合わせる

トライオートではETFとFXを組み合わせたポートフォリオを作成することができます。FXとETFを組み合わせてシミュレーションをし、稼働(発注)することができるようになっています。ご利用いただくためにはトライオートETFとトライオートFX両方の取引口座が必要です。

主に株式を原資産とした「ETF(上場投資信託)」と各国の為替を通貨ペアという形で取引をする「FX」、これらは異なる資産クラスであり値動きも全く異なります。
ETFとFXという異なる値動きを組み合わせることで、リスクの分散効果や株式(ETF)が停滞しているときでも為替相場(FX)の値動きで、またその逆でも利益の機会狙いに行くことができます。

単純に双方を組み合わせればリターンが上がるというわけではありません。リターンだけを追求するのなら、リターンの高い1つのロジックに絞るのが賢明です。ここで、ETFとFXを組み合わせる目的の1つに、「ドローダウンの縮小」があります。ドローダウンとは、資産が最も増えたところから資産が最も減少した点の最大下落幅。つまりリスクと捉えられます。

ポートフォリオを作成する際に注目していただきたいのは、カート画面上に出てくる「リスクリターン評価」です。

自動売買注文では、注文を確定する前にそのポートフォリオのリスクリターンがどの程度のものなのかを知るための参考値として「リスクリターン評価」が表示されます。リスクに対するリターンに応じて評価され、4段階評価でBad<Good<Very Good<Excellentの順に高評価となっていきます。

※シミュレーション結果はイメージです。また、シミュレーション結果は将来の結果を保証するものではありません。

実際に運用する際は、ETFは「トライオートETF口座」で、FXは「トライオートFX口座」で別々に運用・管理されます。運用資金につきましても同様に別管理となりますので、それぞれの口座に資金を振り分けていただく必要がありますので、ご注意ください。 是非ETFとFXのロジックを組み合わせて、自分だけのポートフォリオ作成を試してみてください。

3-8.はじめる前に知りたい5つのこと

>>5つのポイントの詳細はこちらをご覧ください。

4.自動売買セレクト完全攻略

4-1.自動売買セレクトとは何か?

自動売買を選ぶだけ、複雑な設定は一切不要

「自動売買セレクト」は銘柄(ETF)と自動売買ロジックの組み合わせを収益率などから選ぶだけで、自動売買取引ができるインヴァスト証券のオリジナルツールです。
セレクト一覧画面から使ってみたい自動売買を選ぶだけでカンタンに自動売買を体験できるので、自動売買をやってみたい、でも自分で設定するのは難しい・・・という自動売買初心者の方にもおススメです。

また、【ビルダーズシェア】のタブでは、前述のビルダー機能を使い他のトライオートETFユーザーが作成したオリジナルの自動売買プログラムが投稿されています。セレクトの一覧からだけでなく、他のユーザーが実際に運用に使用している自動売買からも選ぶことができます。

自動売買ロジックは5種類搭載

自動売買セレクトでは「ヘッジャー」「ショート」「スリーカード」「カウンター」「追尾」という5つの自動売買ロジックを搭載しています。

ロジック「ショート」とは

相場が下がる局面で利益を狙う売り注文のロジックです。変動率を考慮し、高い価格での売り注文の利確幅は大きく、安い価格での売り注文の利確幅は小さく設計されています。 

ロジック「ヘッジャー」とは

フォロー値の異なる買い注文が上昇相場を追いかけて利益を狙う設定ですが、大きな下落局面では、売り注文を仕掛けて買い建玉の評価損失をヘッジする設定となっています。

ロジック『スリーカード』とは

設定の異なる自動売買3タイプを組み合わせ、上昇または下落トレンドが生じた局面で効率良く収益を狙う自動売買ロジックです。損切り設定はしていません。

ロジック『カウンター』とは

相場下落時でも下落幅に応じてレンジを捉え、下落後の相場で一定の取引を目指すよう4つの異なるカウンター値(相場下落時の次の新規取引)が設定されている自動売買ロジックです。

ロジック『追尾』とは

一定のレンジ幅に、各設定値が同一の連続注文を複数仕掛けています。レンジ幅は過去1年間の最大下落幅から算出しています。もみ合い相場やレンジ相場に強い自動売買ロジックです。損切り設定はしていません。

バックテストシミュレーション

ETF自動売買ごとに、選択した期間のシミュレーション結果を確認することができます。

4-2.FX自動売買との大きな違い

インヴァスト証券は、もともとFXをメインとして提供している会社です。

自動売買ならばFXでいいのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。FX自動売買とETF自動売買、どちらもコツコツ利益を積み上げていくというコンセプトは同じです。でも自動売買の考え方、ロジック、そしてその結果には大きな違いがあります。

投資対象が違えば売買戦略が違う

投資対象の資産クラスが違うと、その売買戦略、売買手法が変わってきます。為替はそれ自身が上昇、下落の意図を持って変動するわけではなく、異なる2国間の景気や金利動向等によりその強弱が変わります。例えば、ドル円の価格は上がればいいというものではなく、輸出入などの実需から見ればむしろ安定してくれることが望まれます。その結果として、長期間で見ると上げ下げを繰り返すレンジの動きとなりやすいのが為替です。

<2002年からの米ドル円の値動き>

一方、株式を原資産とするETFは、そもそも本質的に上昇を目指して作られている金融商品です。日経平均株価やS&P500の価格を下げるために経済活動は行われていないはずです。そこには経済成長イコール株価を上げていくための意図があり努力が積み重ねられています。その結果としてチャートは右肩上がりのカーブを描いていきます。

2002年からのS&P500ETFの値動き>

インデックス投資、ETF投資をする人の中で「とにかく投資は早く始めるべきだ」と言われるのは、このように長期的に上昇しているからであり、資本主義が続く限りこの原理原則は簡単には変わらないでしょう。逆に言えば、世界的に株価が何十年も下がり続けるような状況になれば、ルールの根本が変わると言ってもよいかもしれません。その時には、きっとお金そのものの価値観も変わっているでしょう。

このように、資産クラスが異なれば価格の動きの特徴も変わってきます。動きが異なれば売買戦略も異なってきます。そのため、FXではレンジ相場に特化した自動売買を主として提供しており、ETFでは上昇相場でのバイ&ホールドを基本とし、その間の値動きを利用して利益を積み上げていく自動売買を提供しています。

FX自動売買は損益の変動が大きい!」と感じる方はETFの方が向いているはずです。一方で「ETF自動売買の損益じゃ全然満足できない」と感じる方はFXの方が面白いかもしれません。また、このように、FXETFの自動売買はそもそも資産クラスが違いますから「両方同時」という選択肢もあります。この場合の同時とは「トライオートFX」と「トライオートETF」のことです。この場合、株価が動かなくてもFXが動けば利益を生んでくれるという状態になります。

自動売買セレクトでは、ETFの複数のロジックを組み合わせたポートフォリオを作成、シミュレーションすることができます。
自動売買ロジックはETFに適したものと資産クラスに応じたロジックをそれぞれご用意しています。
シミュレーションだけでも試してみたいという方はまずは自動売買セレクトを触っていただければと思います。

4-3.自動売買セレクトの始め方

MyページからトライオートETFの取引ツールにログインしてください。
「セレクト」をクリックすると自動売買セレクト一覧画面が表示されます

画面上部で自動売買のロジック名を選択して、自動売買注文の一覧を表示させます 。

もし選択期間から稼働していたら・・・

それぞれの自動売買セレクトの詳細画面では、選択期間から運用した際のシミュレーション結果を確認することができます。
気になるセレクトを選択し、“詳細を見る”ボタンをクリックしてください。

詳細画面で左上の「シミュレーション」ボタンをクリックすると、自動売買のバックテストシミュレーション結果や自動売買の説明が表示されます。
このバックテストは「もしも選択期間から自動売買を始めていたら…」という想定に基づいています。
また、ロジック詳細画面右上に表示される「解説記事」等のオレンジ色のボタンをクリックするとロジックの詳細説明をご確認いただけます。
個々の連続注文の設定内容は、「詳細」画面の「注文設定」メニューよりご確認いただけます。

詳細画面左上の「プライスチャート」をクリックすると、選択した自動売買ロジックの新規注文の位置を確認することができます。

新規買い注文・・・ピンク色のラベル
新規売り注文・・・水色のラベル


また、画面を下にスクロールするとロジックの特徴を確認することができます。


自動売買の設定内容を確認する

一つの連続注文の設定を見てみましょう。

  1. 1回の注文数量が1口の買い注文
  2. 最初の注文は155.79ドルまたは157.21ドルいずれかの価格に到達した時に買います。
  3. 利益確定は0.58ドル(損切り注文はなし)
  4. 利益確定後に0.71ドル上昇したら、または5.83ドル下落したら買う(これを繰り返す)


自動売買をカートに入れます

選んだ自動売買を「カート」に入れます。一覧画面からカートに入れる場合、自動売買ロジックを選択(クリック)し、銘柄との組み合わせを選んだ後に「カートに追加」ボタンをクリックします。

一覧画面からカートに入れる場合


詳細画面からもカートに入れることができます。


自動売買の注文方法 「カート」 

「カート」画面ではカート内に入れた自動売買設定を全て合計した発注に必要な証拠金、運用の目安になる推奨証拠金、成績を確認して調整することができます。いわば自動売買のポートフォリオ作成機能です。

バランスメーターで自動売買注文発注後(稼働後)の証拠金状態を確認することができ、自分好みの組み合わせを簡単にシミュレーションしていただくことができます。

■自動売買注文稼働手順

  1.  自動売買をカートに入れる

選んだ自動売買をいくつかカートに追加します。


2. シミュレーションを確認しながら配分調整


3. バランスメーターで発注後の口座状態を確認

バランスメーターに口座の状態を評価したメッセージが表示されます。評価は「資金効率が低い」「バランスが良い」「資金効率が高い」「危険水準」「超危険水準」の5段階となっています。

下の画像はセット数を増やしたことで現在の有効証拠金に対し注文比率が増え、ステータスが変わった例です。

>>バランスメーターについての解説記事はこちら


4. 「注文を確定する」で稼働スタート!

※注意※ 確定ボタンを押したときに「発注可能額」が「発注に必要な証拠金」に満たない場合は稼働失敗となり自動売買が稼働できません。カート画面「注文履歴」から再度カートに入れることができますので、発注可能額をご確認のうえ再度注文確定をしましょう。


5. 「ホーム」画面ポートフォリオに追加されます

4-4.ビルダーズシェアを稼働する

他のユーザーが公開した自動売買プログラムも自由に稼働させることができます。
取引画面からお好みのプログラムを選んでポートフォリオに組み入れましょう!
 >>ビルダーズシェアリリースについての記事はこちら

取引画面左側「セレクト」画面より、「ビルダーズシェア」のタブを選択すると、「ビルダーズシェア」掲載ロジックを一覧で表示いたします。

上記画面③のタブにて、ビルダーズシェア掲載ロジックを並び替えることができます。
収益率:「稼働後収益率」降順で表示
好調:「稼働日」ベースの直近パフォーマンスの評価順で表示(絶好調>好調>横這い>不調)
人気:「稼働人数」降順で表示
殿堂入り:「殿堂入り」と判断されたプログラムを「稼働人数」降順で表示

また、検索タブより、ビルダーズシェア掲載名(ニックネーム)で
対象のビルダーズシェア掲載プログラムを検索することもできます。

ビルダーズシェアにおけるシミュレーション画面について

※シミュレーション結果であり、将来の利益を保証するものではありません。
※画像はイメージであり、実際のシミュレーション結果と数字が異なります

「ビルダーズシェア」掲載の自動売買プログラムについても「セレクト」タブ掲載の自動売買プログラムと同様に、「ある期間から稼働していたらどのような成績になったか」というバックテストシミュレーション結果を確認することができます。
ただし「セレクト」とは違い、一覧に表示されるシミュレーション観測期間は当該ビルダーの稼働日から起算されます。
「稼働日」とは、ビルダーズシェアのポートフォリオに含まれる個々のプログラムにおける初回稼働日のうち、最も若い日付を指します。
そのため、「ビルダーズシェア」掲載の自動売買プログラムの一覧における観測期間は一定ではございませんのでご注意ください。

また、「ビルダーズシェア」掲載の自動売買プログラムでは、直近のパフォーマンス評価を4段階で表示いたします。

ビルダーズシェア掲載自動売買プログラムの詳細を知りたい時

一覧画面より「詳細を見る」ボタン、画面左上「シミュレーション」ボタンの順にクリックすると、選択した自動売買プログラムの設定値やシミュレーションデータの確認ができます。

詳細画面左側に表示されているデータは当該プログラムの「稼働日」をベースにしたシミュレーションデータとなります。
「稼働日」とは、ビルダーズシェアのポートフォリオに含まれる個々のプログラムにおける初回稼働日のうち、最も若い日付を指します。
「トライオート経験年数」や「運用スタイル」は、投稿者に回答いただいた内容を表示しております。

画面右側のシミュレーショングラフでは、「稼働日~」の箇所をクリックすることで観測期間を変更することができます。

また、「詳細を見る」画面下部ではシミュレーション期間における約定履歴、組み入れられている自動売買注文の設定値や、ビルダーの概要を確認することができます。

稼働したい自動売買プログラムが決まったら、カートに入れて自動売買注文を稼働しましょう。
もちろんカートを経由せず、「今すぐ稼働する」ボタンから稼働していただいても問題ありません。
稼働方法については前述の「4-3.自動売買セレクトの始め方」で解説した内容と同様ですので、そちらをご参考ください。