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新機能「チャートメイク」活用術

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2022年3月26日 (土) トライオートFX/ETFで新機能「チャートメイク」がリリースしました!

※本記事はチャートメイクをより活用していただくための記事となります。チャートメイクの基本的な使い方を知りたい方はコチラからご覧ください。

【チャートメイクの概要】

●チャートメイクとは?

「チャートメイク」とは、未来の相場を予測してチャートを描くだけで自分だけの自動売買ロジックを作成することができる新機能です。ロジック設定(自動売買注文や設定値)を0から作ることを不要としています。

●チャートメイクのオススメ利用者

チャートメイクはFX初心者の方でも簡単にご利用いただけます。

チャートメイクはビルダーと同じく自動売買を「作る」機能であり「自動売買ロジックを作りたい人」にオススメです。

これまで『自動売買ロジックを作りたいけど、ビルダーの設定が難しい…』というご意見を頂いておりました。そのため、チャートメイクでは「簡単に自動売買ロジックを作る」ことを目指しました。

チャートメイクでは「チャートを描く」「投資スタイルを選ぶ」というように、誰でも簡単にできる操作で自動売買ロジックを作成できます。 「チャートを描く」は一見難しそうに感じますが、描画の自由度は高く、感覚的に描けるようデザインされています。一本の線を思いのままに引くことができるため、誰でも簡単にご利用いただけます。ぜひ、自動売買ロジックを作成してみてください!

【チャートを描く】

●「チャートを描く」について

チャートメイクでは描いたチャートを終値価格として自動売買ロジックを作成します。チャートを描ける範囲は作成日から1年後までとなり、約260営業日分の終値価格を参考に自動売買ロジックを作成します。

▼チャート描画

※チャートメイク描画画面(トライオート取引画面より)
●チャートの描き方

描画方法はカーソルを滑らかに動かしてチャートを描きます。

▼実際に描いたチャート描画画面

※チャートメイク描画画面(トライオート取引画面より)
●1年分の値動きを予測する

チャートメイクは初心者の方でも簡単に自動売買ロジックを作れる機能です。一方で、未来の値動きを予測するという点では中級者・上級者向きという見方もあります。

そのため、チャートを描く際には描画内の「最安値」と「最高値」に注目してみましょう。

自動売買で重要なことは注文を繰り返すための「レンジ帯」を決めることであり、チャートメイクでは基本的に描画内の「最安値」と「最高値」のレンジ内で自動売買注文を設定します。 『この通貨ペア(銘柄)の1年間の値動きは、この範囲内だ』と予測したら「最安値」と「最高値」が予測範囲から出ないようにチャートを描くようにしましょう。

●描画の価格範囲

描画できる価格範囲は通貨ペア(銘柄)によって異なります。

▼価格幅(赤枠)

※チャートメイク描画画面(トライオート取引画面より)

価格幅は数年内の終値価格の高値・安値を参考にしています。一年後、必ずしも価格幅以内で価格が推移するという意味ではございませんのでご注意ください。

【投資スタイルについて】

●「投資スタイルを選ぶ」について

描いたチャートに対して、どのような投資スタイルで取引を行うか決めます。

投資スタイルは自動売買セレクトで提供する自動売買ロジックから選びます。自動売買ロジックは「買い方向/売り方向」「運用資金」「取引頻度」等でそれぞれ特徴があります。投資スタイルを選ぶときはご自身が目指す運用を合わせることがポイントです。

●投資スタイルの種類
-トライオートFXの投資スタイル-

トライオートFXには5つの投資スタイルがあります。

<コアレンジャー>

レンジ帯を2つに分け、中心のコアレンジで細かく売買し、サブレンジでは大きな利幅で取引を行います。サブレンジでは、価格の戻りを想定した取引をするようデザインされています。

※コアレンジャーのイメージ図(インヴァスト証券作成)
<ハーフ>

想定レンジの中央値より上半分では「売り」、下半分では「買い」だけの取引をするようなデザインとなっています。想定レンジで買いか売り、どちらか一方の注文を設定するよりも必要証拠金や評価損失を抑えた運用が期待できます。

※ハーフのイメージ図(インヴァスト証券作成)
<コアレンジャー_ブル>

上昇相場を想定したコアレンジャー。2つのレンジ帯の内、コアレンジ(レンジ帯の6割)は細かく売買し、サブレンジ(レンジ帯の4割)は大きな利幅で取引を行います。サブレンジでは買い注文のみが設定されます。
※コアレンジが上のパターンと下のパターンがあります。

※コアレンジャー_ブルのイメージ図(インヴァスト証券作成)
<コアレンジャー_ベア>

下落相場を想定したコアレンジャー。2つのレンジ帯の内、コアレンジ(レンジ帯の6割)は細かく売買し、サブレンジ(レンジ帯の4割)は大きな利幅で取引を行います。サブレンジでは売り注文のみが設定されます。
※コアレンジが上のパターンと下のパターンがあります。

※コアレンジャー_ベアのイメージ図(インヴァスト証券作成)
<スワッパー>

高金利通貨の値動きにフィットするようデザインされており、利幅よりもカウンター値を大きくすることで徐々に買い下がる取引を行います。スワップポイントを得ながら、短期の反発を狙う設計です。

※スワッパーのイメージ図(インヴァスト証券作成)
-トライオートETFの投資スタイル-

トライオートETFには3つの投資スタイルがあります。

<ヘッジャー>

カウンター値の異なる買い注文がレンジ帯で利益を狙う設定ですが、大きな下落局面では、売り注文を仕掛けて買い建玉の評価損失をヘッジする設定となっています。

※ヘッジャーのイメージ図(インヴァスト証券作成)
<プロテクター>

プロテクトラインを定めることで適切な資金管理を意識した中長期運用を目指すロジックです。

運用資金の目安はプロテクトラインまで相場が下落した場合でも耐えられるように設定されます。また、狙う利益の大きさが3種類あることも特徴です。

※プロテクターのイメージ図(インヴァスト証券作成)
<ゾーンプロテクター>

プロテクトラインを定めることで適切な資金管理を意識した中長期運用を目指すロジックです。
取引数量別に3つのゾーンを分け低い価格ほど数量が増えます。そのため、下落相場においてはプロテクターより大きく利益を狙えるのが特徴です。

※ゾーンプロテクターのイメージ図(インヴァスト証券作成)
●投資スタイルの選び方

描いたチャートに合わせて投資スタイルが2~4つ表示されます。

描画内のチャート価格が高い価格に位置することが多ければ、上昇相場で利益を狙う「コアレンジャー_ブル」が表示されたり、逆に低い価格に位置することが多ければ下落相場で利益を狙う「コアレンジャー_ベア」が表示されます。

トライオートFXであれば…
予測した相場の範囲内で中長期的に取引をしたいのであれば「コアレンジャー」、積極的な取引をしたいのであれば「ブル・ベア」系、リスクと資金を抑えつつ取引をしたいのであれば「ハーフ」、高金利通貨ペアで取引をしたいのであれば「スワッパー」と運用目的に合わせて選ぶのも方法の1つです。

トライオートETFであれば…
予測した相場の範囲内で、下落局面を考慮して上昇相場を追いかけて利益を狙いたいのであれば「ヘッジャー」、下落相場に耐えられる目安として設定された運用資金で取引を始めたいのであれば「プロテクター」、さらにその上で少しリスクをとりながら利益を狙いたいのであれば「ゾーンプロテクター」と、運用目的に合わせて選ぶのも方法の1つです。

【ロジック設定】

「チャートを描く」「投資スタイルを選ぶ」ことで自動的に自動売買注文・設定値が作成されます。

▼投資スタイル「コアレンジャー」のロジック設定と注文設定(赤枠)

※チャートメイクロジック設定画面(トライオート取引画面より)

必要があればロジック設定で設定値を変更しましょう。
また、チャートメイクではレンジ別に設定を変更することができます。

▼投資スタイル「コアレンジャー」サブレンジ_売を選択

※チャートメイクロジック設定画面(トライオート取引画面より)

▼投資スタイル「コアレンジャー」サブレンジ_買を選択

※チャートメイクロジック設定画面(トライオート取引画面より)

投資スタイルをカスタマイズして、予測した相場に対応した自動売買ロジックを設定しましょう。

カスタマイズ例)
投資スタイル「コアレンジャー」で上昇相場の戻りを想定して、サブレンジ買いのレンジ幅設定値を小さくすることでサブレンジ売りのレンジ帯を広げる。

▼投資スタイル「コアレンジャー」サブレンジ_買いのロジック設定を変更

※チャートメイクロジック設定画面(トライオート取引画面より)

チャートメイクで自動売買ロジックを作ることに慣れたら、少しずつ自分の運用戦略を取り入れてみましょう!

※コアレンジャー・コアレンジャー_ブル・コアレンジャー_ベア・ハーフ・ヘッジャーは、売り注文と買い注文の両方を発注するため、両建てになる可能性があります。両建てはスプレッド・金利が二重にかかること等デメリットがある点をご理解の上ご利用ください。