トライオートの基本

トライオートFXガイド

get_post_meta($thumb_id, '_wp_attachment_image_alt', true)

トライオートFXスタートガイドでは、これからFXを始める方はもちろん、今まで自分の相場観で取引してきたけど継続的に利益を出すのが難しいと感じている方に、トライオートFXの特徴から自動売買の活用方法など、FXで長期資産運用をするためのコツをすべてご案内いたします。

目次

1.トライオートFXとは?

トライオートFXは、ハイスペックなトレード環境と簡単かつ自由に設定できる自動売買機能により、今まで多くの人たちが求めても中々実現できなかった「FXで長期運用」を目指すインヴァスト証券独自のFXサービスです。

1-1.トライオートFXの3つの特徴

トライオートFXは、自分の相場観で自由に売買できる快適なトレード環境と、初心者の方も簡単設定で始めることができる自動売買を提供しています。さっそくその特徴を見ていきましょう。

その1 1,000通貨対応で少額取引可能

マニュアル取引、自動売買ともに1,000通貨から取引が可能です。
•南アランド/円のみ10,000通貨単位となります。

その2 独自の自動売買機能

トライオートFXの自動売買は、条件を設定するだけで「新規⇒決済⇒新規」を繰り返す連続注文です。

これを複数設定することにより自動売買ロジックへと進化!

自動売買注文にはマークアップ手数料が適用されます。
自動売買注文では、手数料を別途いただくことはありませんが、下記のマークアップが約定価格に転嫁されます。

※南アフリカランド円のみ10,000通貨単位からの取引となります。

その3 FXしながら寄付をするポイントプログラム

業界初!社会貢献ポイント制度をご用意しています。10,000通貨取引するごとに1ポイント付与いたします。貯まったポイント(1ポイント1円)を認定NPO法人へ寄付いただくことにより、確定申告で寄付控除を受けることができます。

>>インヴァストミッションプロジェクト
※お客様の所得状況によっては税制上のメリットがない場合があります。

1-2.マニュアル売買に向いている人、自動売買に向いている人

これまで数多くのお客様の取引を目の当たりにしてきましたが、その経験を踏まえてアドバイスさせていただきます。FXは短期間で大きな利益を得ることができる可能性のある金融商品ですが、正直に申し上げてそんなに甘くはありません。マニュアル売買がどのような方に向いているのか、また自動売買がどのような人に向いているのか、これからFXを始める方も既にご利用いただいている方も、ぜひ一度お読みください。

マニュアル売買で取引すべき人

①FXについて勉強時間を割ける人

外国為替相場は投資対象としてもっとも難しい分野に入ると思います。FXがここまで一般個人に普及しているのは日本くらいだと思います。FXで特に短期売買の判断には高度な分析を必要としますが、デイトレ、スキャルピングといった短期売買がもてはやされています。でも、まったく勉強する気のない方は、FXの短期売買は避けてください。短期売買でたまたま勝ち続けることができたとしても、それを続けるには相当な訓練と勉強、そして実際にトレードする時間が必要です。最初にたまたま利益を得ても、最終的には大きな損失を出して止めてしまうという方を多く見てきましたが、継続している方はこういった苦い経験を踏まえて真剣に勉強した方なのです。

②資金管理について冷静に考えを持てる人

今あるお金がすべてなくなってもいいと考える人は向いていません。FXに限らず、投資においてもっとも重要なことは資金管理だといわれます。現在自分が持っている資産のうち、いくら位をリスクのある資産に投資してもよいのか、その中で余裕を持って取引できるポジション数量はどれ位なのか。これが投資における資金管理です。初心者によくありがちなことが、資金管理を考えずにポジションを保有し、気付いたらロスカットで大きく資産を減らしてしまうことです。最初に資金管理の考え方をしっかりと学べば、想像を超えるような損失を被ることもないでしょうし、リスクに見合ったリターンを得られるようになるでしょう。資金管理の具体的方法として、あらかじめ1回あたりの取引の損失や保有する数量の上限などマイルールを決めてそれを守って取引することが大切です。

③自ら課したルールを守れる人

相場の世界では、自分に負けない精神力が求められます。大袈裟に聞こえますが、要は相場の変動に右往左往しない準備が必要だということです。ジョージ・ソロスやウォーレン・バフェットといった有名な投資家は、皆必ずそれぞれの投資哲学を持ちそれを実行しています。FXはレバレッジ25倍のハイリスク・ハイリターンの取引ですので、知識やテクニックを身につけても自分が作ったルールを最後まで守れない方にはお勧めできません。

ルールを作ることは簡単ですが、守ることは非常に難しいことです。行動心理学では、人間は目の前の損失を回避することによりリスクを取る傾向があり、一方で目の前に利益があると利益が手に入らないリスクの回避を優先する傾向があるそうです。これは行動経済学でプロスペクト理論という名で証明されています。つまり、FXのトレードに置き換えると、損切りは耐えて遅くなり利益確定は早くなるということです。

プロスペクト理論とは

プロスペクト理論の元となった実験は、カーネマンが「一つだけの質問による心理学(psycology of single questions)」と呼ぶ手法による。この手法は、心理学者のウォルター・ミシェル(英語版)が用いた方法を参考にしたものである。例えば、以下の二つの質問について考えてみよう。

質問1:あなたの目の前に、以下の二つの選択肢が提示されたものとする。

  1. 選択肢A:100万円が無条件で手に入る。
  2. 選択肢B:コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。

質問2:あなたは200万円の負債を抱えているものとする。そのとき、同様に以下の二つの選択肢が提示されたものとする。

  1. 選択肢A:無条件で負債が100万円減額され、負債総額が100万円となる。
  2. 選択肢B:コインを投げ、表が出たら支払いが全額免除されるが、裏が出たら負債総額は変わらない。

質問1は、どちらの選択肢も手に入る金額の期待値は100万円と同額である。にもかかわらず、一般的には、堅実性の高い「選択肢A」を選ぶ人の方が圧倒的に多いとされている。

質問2も両者の期待値は-100万円と同額である。安易に考えれば、質問1で「選択肢A」を選んだ人ならば、質問2でも堅実的な「選択肢A」を選ぶだろうと推測される。しかし、質問1で「選択肢A」を選んだほぼすべての者が、質問2ではギャンブル性の高い「選択肢B」を選ぶことが実証されている。

④外貨を買う資産ヘッジを目的とする人

日本の外国為替市場は特に、競争激化により世界でも最も低コストでFX取引ができる環境と思います。銀行で外貨預金をするよりFXを利用する方がメリットがあると思いますが、この場合レバレッジは低く抑えてください。ちなみに外貨預金のような目的でFXをされる方はトライオートFXのような店頭FXではなくどちらかというと取引所FX「くりっく365」のお客様が多いと思います。

自動売買で取引するべき人

①マニュアル売買に自信がない人

先ほどご案内した「マニュアル売買をすべき人」でいうと私自身ルールを守るといった点について自信がありません。
また外国為替相場について仕事柄多少は知ってはいますが、トレーダーのみなさんと比較するとそこまで深い知識はありませんし経験も足りませんので短期売買などは自分自身はやりません。自動売買だからといって、FXの知識が全くないとかでも大丈夫というワケでは決してありません。きちんと学び理解してから臨んで頂く必要があります。

②自動売買のロジックに納得がいっている人

トライオートFXの自動売買は必ず利益を上げてくれる打ち出の小槌ではありません。ただし、設定した自動売買のロジック通りに相場が動いた場合には利益がでます。つまり自動売買のロジックを選ぶことが最も重要な要素になります。選ぼうとしている自動売買ロジックがどのような売買をするのか?どのようなコンセプトで仕掛けるべきものなのかを理解していなければなりません。トライオートFXでインヴァスト証券が用意しているロジックについて十分な理解をした上で納得して使ってみてください。

まとめ

  • マニュアル売買は簡単ではない。相場、資金管理、ルール管理の3つを知識と技術を手に入れる必要がある。
  • 自動売買はマニュアル売買に自信がない人向け。但しロジックは理解する必要がある。

2.はじめてのトライオートFX自動売買

皆さんは、FXでどれくらいの利益を期待されますか?3ヶ月で投資金の2倍ですか、それとも1年間で10倍ですか?

もちろん、その可能性があるのがFXであり、それが魅力でもあります。でも、トライオートFXが提案する自動売買では、そのような大儲けを期待しないでください。1回の取引で数百円の利益をコツコツ地道に繰り返し積み上げていき、1年間で10~30%超の収益率を目指す売買手法、それがトライオートFXの自動売買です。最初にはっきりと申し上げておきますが、マニュアル売買のような興奮は得られない地味な取引です。しかし、地味でもFXの特性を活かして戦略的な資産運用をしたい方にだけお届けする手法です。

2-1.リピート系自動売買の特徴

FXの自動売買は多くの会社でも提供しており、FXトレードにおいて一般化してきたサービスです。「トライオートFX」は、外国為替相場特有の一定範囲で上げ下げを繰り返す値動きをコツコツ取っていくリピート系自動売買です。

リピート系自動売買とは、その名の通り注文を繰り返す自動売買手法であり、連続注文とも呼ばれています。外国為替相場が一定の範囲内で動くことを想定して、その範囲の中で繰り返し売買を行うというのが代表的な手法です。値動きに応じて設定した連続注文が自動で新規発注と利益確定を繰り返し、利益の積み上げを目指します。もちろん、相場が反対に動けば評価損(計算上の損失)が発生しますが、あらかじめ損切りを設定しておくこともできます。

2-2.FXで自動売買をおすすめする3つの理由

コツコツ利益確定を狙うリピート系自動売買は、FXの3つの特性を活かしています。

FXの特性

  • その1.レンジ相場を形成しやすい
  • その2.コストが安い
  • その3.平日24時間取引できる

その1.外国為替相場はレンジで動きやすい、だから効率的に利益を狙える

外国為替相場は一定の範囲内で上がったり下がったりするレンジの動きをしやすいという特性があります。長い期間で見ても株取引などの金融商品と比べ、外国為替相場はレンジ相場であることが多いのです。世界で最も取引されているユーロドルにおいても10年以上、大きなレンジ相場の中で小さなレンジ相場を形成しながら推移してきました。

下の図を見ると、実際に米ドル/円とユーロ/米ドルは10年前の価格と比べても大きく離れてはいませんが、株式相場の値動きと比較すると、外国為替相場の方が上下の変動幅小さくレンジ相場を形成しやすいといえるでしょう。

その2.FXは取引コストが安い!だからコツコツ取引が可能

リピート系自動売買の特徴「コツコツ取引」は、取引回数が多くなるため、コストは気になるところです。左図のとおり、日本のFX市場は世界でもトップの売買規模を誇ります。そのため、株取引以上に低コスト競争が激化しており、コツコツ取引でも手数料等を気にせず、積極的に利益を狙いにいけます。

トライオートFXのスプレッドはこちらをご確認ください。

その3.平日24時間取引できるからこそ自動売買に向いている

FXは株式とは異なり、平日ほぼ24時間取引ができます。オセアニアから始まり、東京、欧州・ロンドン、ニューヨーク、そしてまたオセアニアと、世界の市場は切れ目なく取引が続きます。つまりそれだけ売買チャンスが多いということです。自動売買ならば、一度設定すれば24時間あなたの代わりに売買してくれますので、マニュアル売買のように寝る時間を割いて画面に張り付いてまで取引する必要もありません。

2-3.自動売買のメリット・デメリット

トライオートFXのリピート系自動売買がFXの特性を活かした取引手法であることはお分かりいただけたと思います。では、この自動売買はマニュアル売買と比べてどんなメリット、デメリットがあるのか見ておきましょう。

リピート系自動売買のメリット

  • レンジ相場でも利益を狙うことができる
  • 取引を分散することにより値段が予想と反対に動いた際のリスクを分散できる

もちろん、マニュアル売買でも経験を積んだ方ならばレンジ相場のほうが利益を取りやすいという人もいるでしょうが、これまで見てきた中で、マニュアル売買で継続的に利益をあげている人の多くはトレンドにのったスイングトレード(中長期保有)です。レンジ相場でのマニュアル売買は、想像するよりも難しいものです。また、マニュアル売買だと一度ポジションを持ってマイナスになった後にナンピンするのは経験と勇気と、そして資金が必要ですが、自動売買ではあらかじめ注文価格を分散するため、マイナスに動いた時には自動的にナンピンして平均価格を調整しリスク分散が図れます。また、設定時点で注文に必要な証拠金を拘束しているので、その時点で追加の資金は必要ありません。

一方で、マニュアル売買の方が優れている点もあります。

リピート系自動売買のデメリット

  • トレンドが発生し予想が当たった時はマニュアル売買の方がリターンは大きくなる

下の表は、豪ドル/円のレンジ幅に合わせて、マニュアル売買で1万通貨買った場合と自動売買で1,000通貨×10本の注文に分散して取引した場合のバックテスト結果です。レンジ幅が広くなると、マニュアル売買で単純に保有していた方がリターンは大きくなることが分かります。ただ、マニュアル売買の場合に、そこまで持っていられないことは「1-2.プロスペクト理論」で説明したとおりです。

  • シミュレーション期間は2016/1/4~2016/3/16です。
  • 自動売買の決済損益は1分足データを用いたシミュレーション結果となり、実際の運用によるものではありません。
  • 上記表にはスワップポイント損益は含めておりません。
  • 自動売買の損切り幅は▲1,000pipsに設定しています。
  • 決済損益は、設定価格、シミュレーション期間により異なります。
  • シミュレーション結果であり、将来の利益を保証するものではありません。

2-4.自動売買の仕組みをマスターしよう

連続注文の仕組みは十分理解しているという方は、この章を飛ばしてお読みください。トライオートFXの自動売買をはじめてご利用いただく方は、この章ですべての自動売買の基本となる仕組みをしっかり理解していただければと思います。

自動売買の仕組みは連続注文

トライオートFXの自動売買は、1つ1つの連続注文を組み合わせて生まれています。

連続注文の仕組み

トライオートFXの自動売買の核となるのが1つ1つの連続注文です。連続注文は「新規注文条件」「決済注文条件」「次の新規注文条件」の3つの条件で成立し、これを繰り返していく仕組みとなっています。新規注文と決済注文を同時に発注する注文手法は一般的にIFDONE注文と呼ばれ、連続注文とはこのIFDONE注文の繰り返し注文なのです。

1. 最初の新規注文条件:指定した価格で指値または逆指値の新規注文を発注します。
2. 決済注文の条件:決済注文は、利益確定幅と損切り幅を値幅(pips)で設定します。
3. 次の新規注文の条件:決済完了後、決済価格からいくら上昇または下落したら新規約定させるのかを設定します。フォロー、カウンターは決済した価格からの値幅を設定します。カウンターは価格で指定することで、常に同じ価格で新規買いまたは新規売りを繰り返すことができます。

カウンターの意味と使い方

例えば、米ドル/円で新規注文を指値100円、利益確定30pips、カウンター▲30pipsと設定します。カウンターは、買いの場合は決済価格からいくら下がったら、売りの場合はいくら上がったら再度エントリーするかという条件になります。「価格」指定して新規価格と同値を設定すれば、常にその価格でのエントリーを繰り返します。

フォローの意味と使い方

例えば、米ドル/円で新規注文を指値100円、利益確定30pips、フォロー30pipsと設定します。フォローは、買いの場合は決済価格からいくら上がったら、売りの場合はいくら下がったら再度エントリーするかという条件になります。一般的にトレンドフォローといわれるトレード手法となります。

フォローとカウンターを両方使う効果

例えば、米ドル/円で新規注文を指値100円、利益確定30pips、フォロー30pips、カウンター▲30pipsと設定します。
フォローとカウンターの両方を設定することで、どちらか先に条件に達したらエントリーします。相場のトレンドが上昇または下降だとしても、価格は時々刻々上げ下げを繰り返しています。その変動を積極的に狙っていく設定となります。

2-5.自動売買はどうやって始めるの?

トライオートFXでは、自動売買を始めるのに2つの方法を用意しています。FX初心者も簡単設定で始めることができる「セレクト」。そして自分の相場観や投資資金に合わせて自動売買注文を作成することができる「ビルダー」です。

2-6.いくらから取引できるの?

自動売買では、一度に複数の注文を同時に発注するため、注文数量に応じた証拠金が必要となります。しかし、注文に必要な証拠金ギリギリの資金で運用するとロスカットにかかりやすく、また損切りにより証拠金が少なくなると新たな注文を発注できず自動売買を継続できなくなります。そのため、トライオートFXでは自動売買をご利用いただく際の資金目安として、資金不足により自動売買が中断しないように過去の損失を加味した「推奨証拠金」をご案内しています。

2-7.自動売買の変更・停止などの管理方法

自動売買注文は、一度設定したら変更や停止はできないのかといえば、そんなことはありません。取引ツールより稼動停止はもちろん、個別の自動売買注文の指値や逆指値の変更、取消しを行っていただけます。特に、複数の注文を設定する自動売買では、相場状況によっては設定している価格が現在価格と大きく離れてしまう場合もあります。そういった場合には、もちろん個別に価格設定を変更いただけます。

ホーム画面のポートフォリオの変更する自動売買グループをクリックします。


自動売買注文を個別に設定を変更する

  1. 変更したい自動売買注文の稼働列にある「…」をクリックしたあと「変更」をクリックします。
  2. 取引額を変更できます。
  3. まだ約定していない初回注文の指値・逆指値の価格を変更することができます。
  4. 利確幅、損切り幅を変更することができます。保有中のポジションについても変更することができます。
    ※利確幅・損切幅は新規約定価格からの値幅を指定します
  5. フォロー値、カウンター値を変更することができます。カウンター値については「価格」を指定するとpipsではなく価格で指定することができます。

複数の自動売買注文の設定値を一括変更する

「注文設定」タブに表示される「一括変更」ボタンをクリックすると「自動売買一括変更」画面が表示され、グループ内の複数の自動売買注文の設定値をまとめて変更することができます。

変更可能な項目の数字を変更すると、入力フォームがオレンジ色に変わります。                                                                                                     
画面右下の「変更」ボタンをクリックすると、該当の自動売買注文の設定値がまとめて変更されます。
※建玉を保有している場合は、数量の変更が出来かねます。建玉の決済完了後にご変更ください。
※2回目以降の新規注文については、エントリー価格の変更が出来かねます。

また、一括変更画面一番右側の列にある「チェックボックス」にチェックを入れ、「選択一括入力」ボタンをクリックすると、チェックを入れた注文に対し変更後の設定値をまとめて入力することができます。 
                                                                                                                                                               

例:コアレンジャーのプログラム「売」のサブレンジ帯の「利確幅」70pipsから100pipsにまとめて変更する場合

手順1:右側のチェックボックスにて項番1~5(利確幅70pipsの注文)にチェックを入れたあと、「選択一括入力」ボタンをクリックします。
※売り注文と買い注文は同時に選択一括変更することができません。
一括変更するロジックの中に売り注文と買い注文が両方ある場合は、 どちらかの注文をご選択ください。


手順2:「利確幅(pips)」にチェックを入れてから、100(変更希望の値)を入力し「変更」ボタンをクリックします。

手順3:項番1~5の利確幅(pips)がすべて「100」に変更されました。
この状態で右下の「変更」ボタンをクリックすると注文設定がまとめて変更されます。

自動売買を稼動停止する

①全停止
グループ内の自動売買注文をすべて稼動停止することができます。

②個別稼動停止
グループ内の自動売買注文を個別に稼動停止することができます。

※稼動停止時にポジションを保有している場合は、設定している決済注文(指値・逆指値)はそのまま有効となり、設定価格に到達すると自動で決済されます。決済の指値・逆指値の変更、手動での成行決済は可能です。

③自動売買の決済

自動売買の設定による決済を待たなくても、いつでも自分で決済することができます。
※手動で決済をすると自動売買は稼働停止となります。

ホーム>自動売買詳細>建玉照会画面から決済する

トレード>建玉照会画面から決済する

チャート上に建玉、新規注文、決済注文を表示する方法

「建玉照会」および「注文設定」メニューでは「建玉表示」ボタンをクリックすると、チャート上に現在保有中の建玉の位置が表示されます。

買い建玉・・・赤色のラベル
売り建玉・・・青色のラベル

「建玉照会」および「注文設定」メニューでは「新規表示」や「決済表示」をクリックすると、チャート上に注文の位置が表示されます。

新規買い注文・・・ピンク色のラベル
新規売り注文・・・水色のラベル
決済注文・・・黄色のラベル

2-8.自動売買で注意することは?

1章でもお話ししましたが、投資においてもっとも注意しなければならないことは「資金管理」であり、自動売買においてもまったく同じです。トライオートFXでは、損失拡大を防止するために「ロスカット」ルールがあります。取引口座に入金した資金に対して、ポジションを保有するために必要な証拠金が過大になり一定基準以下となると、自動売買の設定による決済とは別に強制決済となってしまいます。本来、自分で投資資金とポジションのバランスを見て管理するものですが、自動売買では、ロスカットの発生を避けるため、余裕を持った資金として「推奨証拠金」での運用をお勧めしています。

ロスカット

有効比率が100%以下になるとすべてのポジションが自動で決済されます。

有効比率=有効証拠金÷必要証拠金×100(%)

実際に自動売買を始める上で特に知っておいていただきたいことを3つご説明します。

1.推奨証拠金

自動売買注文を始める上で目安としてほしい証拠金となります。
実際の必要証拠金額はこれよりも少ないので、推奨証拠金額が口座になくても稼動することはできますが、これを無視するとすぐにロスカットになってしまうなど資金管理面で問題が発生します。

トライオートFXは25倍のレバレッジをかけている状態ですが、推奨証拠金は選択期間からの最大評価損失を元に算出していますので、最大評価損失の大きかった自動売買ほど実質レバレッジは低くなる計算です。

より安全に運用したい方は、推奨証拠金よりも資金を多く用意していただければOKです。ですが、推奨証拠金以下の金額で運用を始めるとロスカットのリスクが高まりますので、始める際には目安として信用していただければと思います。

推奨証拠金は、下記のように算出しています。

(必要証拠金※1×取引数量×本数※2)+(シミュレーション期間内※3の期間最大評価損失)

※1 必要証拠金は、レバレッジ25倍の必要証拠金額を基準にしています。
※2 買い注文と売り注文を比較し、多いほうの本数だけカウントします。
※3 シミュレーション画面で選択した期間

ただ、推奨証拠金以上の金額で運用を行っていれば絶対にロスカットしないという保障はありません。運用を始める際はロスカットルールを確認しましょう。
≫ロスカットルールについて詳しくはこちら

2.スタートするタイミング

自動売買注文を稼動するときは、いつ稼動開始するのかはとても重要です。
自動売買なので一度稼動すればその後の売買は自動で行いますし、相場がもみ合えばしっかりと利益を目指してくれます。でも、この自動売買は稼動タイミングを教えてくれるわけではありません。ここは自分で決める必要があります。つまり「いつ稼動するのか?」これは自動売買であっても裁量であっても直面する課題となります。
しかしながら自動売買の場合、すでに一定のレンジ幅で分散されて注文を出すためタイミングはマニュアル取引ほど気にする必要はないと思っています。

3.いつでも稼動停止できる

最後にこの自動売買はいつでも稼動停止できます。また、すべての注文を確認することもできますし、変更することもできます。自動売買は連続注文を待機させるので、稼動させた直後にいきなり売買し出すわけではありません。「設定しているけど全然売買してくれないよ?」という声もありますが、相場が動かなければ売買することはありません。

3.自動売買運用のコツ

ここまでトライオートFXの自動売買の仕組みや特徴、攻略方法等をご案内してまいりましたが、本章では、自動売買全体の運用のコツや注意点、さらに経験を積み重ねていくと感じる「こんな時にはどうしたらよいの?」という疑問を解決いたします。

3-1.初心者がやりがちな3つの間違い

①成績が良いからといって、複数の自動売買を過剰に稼動させないこと!

複数の自動売買を同時に稼働させるということは、それだけで多額の取引を行う可能性があります。改めて言いますが、常に注文数量や建玉数量を意識して、ご資金に対して過剰な取引とならないようにしましょう。

②高金利通貨ペアを値ごろ感で選んで取引するのはやめましょう!

例えば、南アフリカランド円やトルコリラ円などは高金利通貨ペアとして長期保有を目的として買う人が多い通貨ペアです。2017年6月現在、南アフリカランド円は一時の下落トレンドから回復し始めていますが、トルコリラ円は長期的な下落トレンドから抜け出せてはいない状況です。南アフリカやトルコなど高金利の新興国は、そもそも情報が少なかったり政情不安等も起こりやすい等不安定要素が多いのが実情です。外貨預金代わりにレバレッジをかけないで買って長期保有する分には良いですが、自動売買で長期運用する場合には、下落幅を見込んで推奨証拠金よりもさらに余裕を持ってご利用ください。また、マニュアルで取引する際も同じことが言えますが、過去の値動きと比較して今が割安だという値ごろ感で取引せずに、これから上がるの下がるのかしっかり見定めましょう。

③評価損失(マイナス)が膨らんだときの手動決済は慎重に!

自動売買では、そもそも推奨証拠金は評価損失(マイナス)も想定して資金管理していますので、マイナスが膨らんできたからといって過度に慌てないようにしましょう。
人はマイナスが拡大すると、さらにマイナスが拡大したらどうしようと疑心暗鬼になってしまいがちですが、自動売買は長期視点での運用を想定していますので、手動決済することでその連続性は途切れてしまいます。方向感を完全に誤った、相場のトレンドは転換したなどの理由以外で手動決済することは、自動売買の意義から考えると好ましくはないと考えております。

3-2.注文価格が現在価格とかけ離れた時

相場の変動状況によっては稼働中の自動売買注文の価格が現在の価格と大きくかけ離れて取り残されてしまうことがあります。この場合、最初は想定レンジに均等に注文を設定していたものが歯抜けになってしまいます。これを修正するには、該当する自動売買注文の自動売買注文設定変更画面を開き、エントリー価格を変更します。元の注文価格にフォロー値の値幅を加算する等により想定レンジ幅の歯抜けになった部分を埋めることができます。自動売買注文の数が多く変更が煩わしい場合には、該当注文を稼動停止して様子を見るのもよいでしょう。

3-3. 相場に応じて自動とマニュアルを使い分ける

自動売買が短期で効果を発揮するのは、相場が比較的狭いレンジで上げ下げを繰り返す、一般的に揉み合い相場などと言われる時です。強いトレンドが発生している時にはマニュアルの方が利益は大きくなりますが、トレンドの途中や終盤などにはレンジ相場を形成することがよくあります。

下の図は豪ドル/円の日足チャート(2017/1~)です。
レンジ形成時には、概ね200~300pipsの揉み合いが1~2ヶ月程度続いています。レンジ場面では、マニュアル売買の場合、当然ある程度画面に張り付いていなければ売買チャンスを掴むことはできませんが、自動売買であれば一度仕掛けておけばあとは設定に従って売買してくれます。追尾タイプでレンジ1→レンジ2と狙うのもよいですが、先行きはわかりません。まずは想定レンジ200~300pipsの価格固定で仕掛けて上抜けた場合にはそこで再度仕掛けなおすか、予め想定レンジを広くとって仕掛けておくという方法も一つです。

4.ビルダー機能で自動売買注文を自作する

ビルダー機能を利用することで、自動売買注文の設定値をカスタムし、自分だけの自動売買ロジックを作成することができます。
自動売買注文の単体作成や複数一括作成が可能です。
また、【チャートメイク】機能では今後の相場を予想して1本の線でチャートを描画するだけで自動売買ロジックを自動生成することができるため、自分で設定値を決めるのは難しい…というお客様にもご自身の相場観に合わせた自動売買ロジックを作成できます。


※売りと買い両方の自動売買を稼働された場合、設定によっては両建てになる可能性があります。両建てはスプレッドが二重にかかる、スワップポイントで支払いが生じるなどのデメリットもご留意の上ご利用ください。

4-1.ビルダーの始め方

取引画面左側メニューの『ビルダー』ボタンをクリックします。
※スマートフォンアプリは「セレクト」メニュー内に『ビルダー』ボタンがあります


4-2.マルチカスタムでつくる

マルチカスタムは、設定の異なる自動売買注文を複数本同時に作成・稼働する機能です。
レンジ幅を指定してその中に自動売買注文を均等に設定していくという設計になっています。
したがって、「特定のレンジ幅の中で売買を繰り返す注文」のみを作成することができます。

後述の「自動売買セレクト」で用意しているコアレンジャーやスワッパーのようなロジックを作ることもできます。

設定するにあたり、各項目の詳細を確認されたい場合はインフォメーションマークをクリックしてください。

例:AUD/JPYの通貨ペアで「85円~90円」の価格帯をカバーする「買い」の自動売買を5本仕掛けたい。
自動売買1本あたりの発注数量は1万通貨
ポジション保有後、50pips(0.5円)分の利幅が取れたら決済して、また同じレートに戻ったらポジションを持ちたい

ロジック設定画面では以下のように入力します。
① 売買は「買」を選択
② スタート価格は「価格指定」で@「90」と入力
③ レンジ幅は「500」と入力
④ 本数は「5」と入力
⑤ 数量は「1」と入力
⑥ 利確幅は「50」と入力
⑦ カウンター値は「-50」と入力
  ※⑥利確幅と同じにします
⑧ カウンター固定にチェックを入れる

「ロジック追加」を選択して、思い描いた自動売買注文設定値が再現できているか確認しましょう。
レンジ幅÷本数の間隔で自動売買が設置されます。上記ケースの場合だと
90円をレンジ上限に、500pips÷5本=100pips(1円)刻みで5種類の自動売買注文が設定されている
ことが確認できました。

また、同じ画面で売り注文も同時に作成することができます。
一度に作成できるロジックは合計で100本までになります。

作成をやり直したい場合は「ロジックグループ」タブ>「…」マークの順にクリックし、
ロジックを削除しましょう。

4-3.シングルカスタムでつくる

シングルカスタムは、自動売買注文を1つ1つ作成することができます。
作成にはマルチカスタムよりも時間がかかりますが、工夫次第で完全オリジナルな自動売買を作成することができます。

1本設定を終える毎に「ロジック追加」を押していき、さまざまな仕掛けを組み合わせましょう。
一度に1本~100本まで追加することが作成できます。

4-4.チャートメイクで自動売買注文を自動生成する

自分なりに思い描いている相場シナリオがあるけれど、ビルダー機能でどうやって設定したらいいかわからない…。
そんなときはチャートメイク機能を使い、チャート上に未来の値動きを描くことで、オリジナルの自動売買ロジックを自動生成することができます。

 >>チャートメイクリリースについての記事はこちら

チャートメイクは「ビルダー」メニュー内よりご利用いただけます。
(アプリの場合は「セレクト」および「チャート」メニュー内にある「⊕ビルダー」ボタンよりご利用いただけます)


チャートメイクは4STEPで完了します!

STEP1 銘柄を選択する

STEP2 予測チャートを描く

※画面はイメージです

選択した銘柄の過去1年間のチャートが表示されますので、目先1年分の値動きを予測して、続きを描きます。
点滅する描画ポインタを左クリックし続けたまま一番右側の縦線の位置(1年後)まで動かしてください。
描画完了となれば、画面下部「次のステップへ」が点灯し次の画面に遷移できます。

STEP3 ロジックの種類を選択する

描画内容や選んだ通貨ペアの種類に応じていくつかのロジックが表示されますので、お好みの投資スタイルを選びます。

各ロジックの解説

■コアレンジャー

レンジ帯を2つに分け、中心のコアレンジで細かく売買し、サブレンジでは大きな利幅で取引を行います。
サブレンジでは、価格の戻りを想定した取引をするようにデザインされています。

■コアレンジャー_ブル

上昇相場を想定したコアレンジャー。コアレンジでは細かく売買し、サブレンジでは大きな利幅で取引を行います。
サブレンジでは買い注文のみが設定されます。

■コアレンジャーベア

下落相場を想定したコアレンジャー。コアレンジでは細かく売買し、サブレンジは大きな利幅で取引を行います。
サブレンジでは売り注文のみが設定されます。

■ハーフ

想定レンジの中央値より上半分では「売り」、下半分では「買い」だけの取引をするようなデザインとなっています。
想定レンジで買いか売り、どちらか一方の注文を設定するよりも必要証拠金や評価損失を抑えた運用が期待できます。

■スワッパー

高金利通貨の値動きにフィットするようデザインされており、
利幅よりもカウンター値を大きくすることで徐々に買い下がる取引を行います。
スワップポイントを得ながら、短期の反発を狙う設計です。

STEP4 ロジック内容を確認・修正して稼働させる

描画したチャート予測の線と選択したロジックを組み合わせて、自動売買注文設定が自動的に組み上がります。
チャート上に売買方向毎に色分けされたレンジ幅が表示されますので、設定内容をご確認ください。

ピンク色:買い注文のみ
緑色:両建注文(コアレンジャーロジック)
水色:売り注文のみ

設定値を修正したい場合は、画面左側「ロジック設定」より各種項目を修正後、「注文設定再作成」ボタンをクリックすると、自動売買注文の設定値が修正されます。
また、ロジック設定の項目は選択したロジックの種類で変化します。

「発注に必要な証拠金」の数値をご確認いただき問題がなければ「カートに追加」ボタンをクリックします。
「カート」メニューでは中に入れた自動売買設定を全て合計した推奨証拠金や発注に必要な証拠金額、成績を確認して、調整することができます。
もちろんカートを経由せず、「今すぐ稼働する」ボタンから稼働していただいても問題ありません。

4-5.シミュレーションから発注まで

自作した自動売買注文はそのまますぐに稼働させることが可能ですが、稼働前に過去のレートをもとにバックテストを行ったシミュレーション結果を確認できます。
自動売買注文の作成が完了したら、ロジックを追加し、「シミュレーションを見る」をクリックしましょう。



■シミュレーション結果画面

シミュレーション結果画面では、期間収益率や期間損益、リスクリターン評価の確認を行えます。このバックテストは「もし選択期間から自動売買を始めていたら…」という想定に基づいています。また、シミュレーション期間の文字をクリックすると、選択した期間のシミュレーション結果表示に切り替わります。

『注文設定』タブでは各自動売買注文の設定値詳細も確認できます。
OKであれば『カートに追加』ボタンもしくは『今すぐ稼働』ボタンをクリックします。

※シミュレーション結果はイメージです。また、シミュレーション結果は将来の結果を保証するものではありません。



■確認画面
自動売買グループ名を任意に変更することができます。
注文のセット数の調整を行い、推奨証拠金額および発注に必要な証拠金額をご確認ください。
※「今すぐ稼働」ボタンを押下後の確認画面で『稼働開始』をクリックすると、カートを経由せずにすぐに自動売買注文が発注されます

■カート画面
カートでは発注数量の調整や推奨証拠金および発注に必要な証拠金額の確認ができます。
ビルダーの自動売買注文だけでなく、自動売買セレクトから選択した自動売買注文とあわせたシミュレーションも行え、同時に発注することができます。
発注内容が決まったら『注文を確定する』ボタンで発注します。

※注意※ 確定ボタンを押したときに「発注可能額」が「発注に必要な証拠金」に満たない場合は稼働失敗となり自動売買が稼働できません。 カート画面「注文履歴」から再度カートに入れることができますので、発注可能額をご確認のうえ再度注文確定をしましょう

4-6.ビルダーズシェアを投稿する

ビルダー機能やチャートメイク機能を使って作成したオリジナルの自動売買プログラムは、「ビルダーズシェア」として他のトライオートFXユーザー向けに公開することができます。

 >>ビルダーズシェアリリースについての記事はこちら

「ホーム」画面もしくは「セレクト」画面から「ビルダーズシェア」タブ>「シェア」アイコンの順に選択するとビルダーズシェア投稿画面へ遷移します。

「ホーム」画面の場合

「セレクト」画面の場合


ビルダーズシェア投稿は4STEPで完了します!
※1人1つまで投稿することができます。複数の投稿はできかねます。


STEP1 投稿するビルダーを選択する

ポートフォリオ画面で稼働アイコンがON(自動売買グループ稼働中)のステータスとなっているFX自動売買グループの一覧が表示されます。

一覧より、投稿したいビルダープログラムにチェックを入れて「進む」を選択します。
※稼働状態の自動売買グループが2種類以上ある場合は、2個以上10個以内のチェックが必要です。
※稼働状態の自動売買グループが1種類の場合は1個のチェックのみで次に進めます。

STEP2 ニックネームを決める

ビルダーズシェアに掲載されるプログラム名を入力してください。

STEP3 アイコンを決める

ビルダーズシェアに掲載される画像アイコンを選択してください。
ご自身でご用意いただいた画像はもちろん、デフォルトアイコンから選択いただくことも可能です。

STEP4 プロフィールを決める

投稿ユーザー自身の「トライオート経験年数」と「運用スタイル」をご回答いただくとともに、投稿するビルダーの概要説明をご入力いただきます。
ここでご入力いただいた内容は、「ビルダーズシェア」の自動売買プログラム詳細画面に表示されます。
設定の意図やコンセプトなど他ユーザーに伝えたいことがあればご記入ください。


投稿内容を確認する

選択したビルダーを「稼働日」から継続稼働した場合のシミュレーションを確認します。
「稼働日」とは、ビルダーズシェアのポートフォリオに含まれる個々のプログラムにおける初回稼働日のうち、最も若い日付を指します。
なお、「稼働日」が投稿日当日となる場合、シミュレーション計算ができないため、各種データは表示されません。

期間収益率、リスクリターン評価、パフォーマンス評価の結果や、証拠金額を確認していただき、「投稿する」ボタンを選択すると投稿が完了しインヴァスト証券にて審査が始まります。
投稿した内容は「ホーム」画面>「ビルダーズシェア」にてご確認いただけます。

投稿直後はシミュレーション計算中のため、シミュレーション結果が表示されるまでにお時間がかかります。
審査を通過いたしますと、「セレクト」ビルダーズシェアに公開されるようになります。

また、「投稿キャンセル」ボタンを選択し、いつでも投稿を取り下げることもできます。

4-7.FXとETFの自動売買を組み合わせる

トライオートではFXとETFを組み合わせたポートフォリオを作成することができます。FXとETFを組み合わせてシミュレーションをし、稼働(発注)することができるようになっています。ご利用いただくためにはトライオートFXとトライオートETF両方の取引口座が必要です。

各国の為替を通貨ペアという形で取引をする「FX」と主に株式を原資産とした「ETF(上場投資信託)」、これらは異なる資産クラスであり値動きも全く異なります。
FXとETFという異なる値動きを組み合わせることで、リスクの分散効果や為替相場(FX)が停滞しているときでも株式(ETF)の値動きで、またその逆でも利益の機会狙いに行くことができます。

単純に双方を組み合わせればリターンが上がるというわけではありません。リターンだけを追求するのなら、リターンの高い1つのロジックに絞るのが賢明です。ここで、FXとETFを組み合わせる目的の1つに、「ドローダウンの縮小」があります。ドローダウンとは、資産が最も増えたところから資産が最も減少した点の最大下落幅。つまりリスクと捉えられます。

ポートフォリオを作成する際に注目していただきたいのは、カート画面上に出てくる「リスクリターン評価」です。

自動売買注文では、注文を確定する前にそのポートフォリオのリスクリターンがどの程度のものなのかを知るための参考値として「リスクリターン評価」が表示されます。リスクに対するリターンに応じて評価され、4段階評価でBad<Good<Very Good<Excellentの順に高評価となっていきます。

※シミュレーション結果はイメージです。また、シミュレーション結果は将来の結果を保証するものではありません。

実際に運用する際は、FXは「トライオートFX口座」で、ETFは「トライオートETF口座」で別々に運用・管理されます。運用資金につきましても同様に別管理となりますので、それぞれの口座に資金を振り分けていただく必要がありますので、ご注意ください。

是非、FXとETFのロジックを組み合わせて、自分だけのポートフォリオ作成を試してみてください。

4-8.はじめる前に知りたい5つのこと

>>5つのポイントの詳細はこちらをご覧ください

5.自動売買セレクト完全攻略

5-1.自動売買セレクトとは何か?

自動売買を選ぶだけ、複雑な設定は一切不要

「自動売買セレクト」は、通貨ペア(FX)と自動売買ロジックの組み合わせを収益率などから選んで「カート」に入れるだけで、自動売買取引ができるインヴァスト証券のオリジナルツールです。
セレクト一覧画面から使ってみたい自動売買を選ぶだけのカンタン設定で自動売買を体験できるので、自動売買をやってみたい、でも自分で設定するのは難しい・・・という自動売買初心者の方にもおススメです。

また、【ビルダーズシェア】のタブでは、前述のビルダー機能を使い他のトライオートFXユーザーが作成したオリジナルの自動売買プログラムが投稿されています。セレクトの一覧からだけでなく、他のユーザーが実際に運用に使用している自動売買からも選ぶことができます。

FX自動売買ロジックは3種類搭載

自動売買セレクトには「コアレンジャー」「ハーフ」「スワッパー」という3つの自動売買ロジックを搭載しています。

ロジック『コアレンジャー』とは

レンジ帯を2つに分け、中心のコアレンジで細かく売買し、サブレンジでは大きな利幅で取引を行います。サブレンジでは、価格の戻りを想定した取引をするようデザインされています。損切り設定はしていません。

ロジック『ハーフ』とは

想定レンジの中央値より上半分では「売り」、下半分では「買い」だけの取引をするようなデザインとなっています。想定レンジで買いか売り、どちらか一方の注文を設定するよりも必要証拠金や評価損失を抑えた運用が期待できます。損切り設定はしていません。

ロジック『スワッパー』とは

高金利通貨の値動きにフィットするようデザインされており、利幅よりもカウンター値を大きくすることで徐々に買い下がる取引を行います。スワップポイントを得ながら、短期の反発を狙う設計です。損切り設定はしていません。

※コアレンジャー、ハーフは、両建てとなるタイミングがあるため、スプレッドが二重にかかる、スワップポイントで支払いが生じるなどのデメリットもご留意の上ご利用ください。

バックテストシミュレーション

各FX自動売買ごとに、選択した期間のシミュレーション結果を確認することができます。

5-2.ETF自動売買との大きな違い

FX自動売買とETF自動売買、どちらもコツコツ利益を積み上げていくというコンセプトは同じです。でも自動売買の考え方、ロジック、そしてその結果には大きな違いがあります。

投資対象が違えば売買戦略が違う

投資対象の資産クラスが違うと、その売買戦略、売買手法が変わってきます。外国為替はそれ自身が上昇、下落の意図を持って変動するわけではなく、異なる2国間の景気や金利動向等によりその強弱が変わります。例えば、ドル円の価格は上がればいいというものではなく、輸出入などの実需から見ればむしろ安定してくれることが望まれます。その結果として、長期間で見ると上げ下げを繰り返すレンジの動きとなりやすいのが外国為替です。

<2002年からの米ドル円の値動き>

一方、株式を原資産とするETFは、そもそも本質的に上昇を目指して作られている金融商品です。日経平均株価やS&P500の価格を下げるために経済活動は行われていないはずです。そこには経済成長イコール株価を上げていくための意図があり努力が積み重ねられています。その結果としてチャートは右肩上がりのカーブを描いていきます。

<2002年からのS&P500ETFの値動き>

インデックス投資、ETF投資をする人の中で「とにかく投資は早く始めるべきだ」と言われるのは、このように長期的に上昇しているからであり、資本主義が続く限りこの原理原則は簡単には変わらないでしょう。逆に言えば、世界的に株価が何十年も下がり続けるような状況になれば、ルールの根本が変わると言ってもよいかもしれません。その時には、きっとお金そのものの価値観も変わっているでしょう。

このように、資産クラスが異なれば価格の動きの特徴も変わってきます。動きが異なれば売買戦略も異なってきます。そのため、FXではレンジ相場に特化した自動売買や、高金利通貨向けの自動売買を用意しており、ETFでは上昇相場でのバイ&ホールドを基本とし、その間の値動きを利用して利益の積み上げを狙っていく自動売買を提供しています。

「FX自動売買は損益の変動が大きい!」と感じる方はETFの方が向いているはずです。一方で「ETF自動売買の損益じゃ全然満足できない」と感じる方はFXの方が面白いかもしれません。また、このように、FXとETFの自動売買はそもそも資産クラスが違いますから「両方同時」という選択肢もあります。この場合の同時とは「トライオートFX」と「トライオートETF」のことです。この場合、例えば株価が動かなくても外国為替が動けば利益を生んでくれるという状態になります。

5-3.自動売買セレクトの始め方

MyページからトライオートFXの取引ツールにログインしてください。
「セレクト」メニューをクリックすると、セレクト一覧画面が表示されます。

コアレンジャー等の自動売買ロジック以外にも、有名ストラテジスト監修の自動売買や、「認定ビルダー」が作成したオリジナルの自動売買を選択することもできます。
また、画面上部ではFX・スペシャルを選択できます。スペシャルの中にはFXロジックとETFロジックを組み合わせた自動売買が表示されます。
※ETFロジックを発注する場合はトライオートETFの口座開設が完了している必要があります。

もし選択期間から稼働していたら・・・

それぞれのセレクトの詳細画面では、選択期間からのシミュレーション結果を確認することができます。
気になるセレクトを選択し、“詳細を見る”ボタンをクリックしてください。

※シミュレーション結果であり、将来の利益を保証するものではありません。
※画像はイメージであり、実際のシミュレーション結果と数字が異なります

詳細画面で左上の「シミュレーション」ボタンをクリックすると、自動売買のバックテストシミュレーション結果や自動売買の説明が表示されます。
このバックテストは「もし選択期間から自動売買を始めていたら…」という想定に基づいています。
また、ロジック詳細画面右上に表示される「解説記事」「解説動画」等のオレンジ色のボタンをクリックするとロジックの詳細説明をご確認いただけます。

自動売買の詳細を知りたい時

セレクト個別の詳細ページは「カート」からも「セレクト一覧」からも見ることができます。
個々の連続注文の設定内容は、「カート」画面右下にあるカート内の注文設定より確認するか、自動売買の「個別銘柄のページ」からご確認いただけます。

詳細画面左上の「プライスチャート」をクリックすると、選択した自動売買ロジックの新規注文の位置を確認することができます。

新規買い注文・・・ピンク色のラベル
新規売り注文・・・水色のラベル

画面を下にスクロールするとロジックの詳細を確認できます。

自動売買の設定内容を確認する

一つの連続注文の設定を見てみましょう。

  1. 1回の注文数量が0.2万通貨の買い注文
  2. 最初の注文はスイスフラン/円のレートが109.4円に到達した時に買います。
  3. 利益確定は20pips(損切り注文はなし)
  4. 利益確定後に109.4円に下がったら再度買う(これを繰り返す)

※「No.」項目はこの自動売買に含まれている連続注文の数です。


自動売買をカートに入れます

自動売買注文をカートにいれることで、複数の自動売買を同時に稼働した際のシミュレーションを確認することが出来ます。
選んだ自動売買を「カート」に入れます。一覧画面からカートに入れる場合、自動売買を選択(クリック)した後、「カートに追加」ボタンをクリックします。

一覧画面からカートに入れる場合

個別の詳細画面からもカートに入れることができます

個別の詳細画面からは数量を設定することができますが、この後、カート内でも数量調整や削除をすることができるので、気になる銘柄は「カートに追加」ボタンで先にカートに入れてしまうことをおススメします。

自動売買の注文方法 「カート」 

「カート」画面ではカート内に入れた自動売買設定を全て合計した発注に必要な証拠金、運用の目安になる推奨証拠金、成績を確認して調整することができます。いわば自動売買のポートフォリオ作成機能です。
バランスメーターで自動売買注文発注後(稼働後)の証拠金状態を確認することができ、自分好みの組み合わせを簡単にシミュレーションしていただくことができます。

■自動売買注文稼働手順

1. 自動売買をカートに入れる
選んだ自動売買をいくつかカートに追加します。


2. シミュレーションを確認しながら配分調整


3. バランスメーターで発注後の口座状態を確認

バランスメーターに口座の状態を評価したメッセージが表示されます。
評価は「資金効率が低い」「バランスが良い」「資金効率が高い」「危険水準」「超危険水準」の5段階となっています。
下の画像はセット数を増やしたことで現在の有効証拠金に対し注文比率が増え、ステータスが変わった例です。

>>バランスメーターについての解説記事はこちら


4. 「注文を確定する」で稼働スタート!

※注意※ 確定ボタンを押したときに「発注可能額」が「発注に必要な証拠金」に満たない場合は稼働失敗となり自動売買が稼働できません。 カート画面「注文履歴」から再度カートに入れることができますので、発注可能額をご確認のうえ再度注文確定をしましょう


5. 「ホーム」画面ポートフォリオに追加されます

5-4.ビルダーズシェアを稼働する

他のユーザーが公開した自動売買プログラムも自由に稼働させることができます。
取引画面からお好みのプログラムを選んでポートフォリオに組み入れましょう!

 >>ビルダーズシェアリリースについての記事はこちら

取引画面左側「セレクト」画面より、「ビルダーズシェア」のタブを選択すると、「ビルダーズシェア」掲載ロジックを一覧で表示いたします。

上記画面③のタブにて、ビルダーズシェア掲載ロジックを並び替えることができます。

収益率:「稼働後収益率」降順で表示
好調:「稼働日」ベースの直近パフォーマンスの評価順で表示(絶好調>好調>横這い>不調)
人気:「稼働人数」降順で表示
殿堂入り:「殿堂入り」と判断されたプログラムを「稼働人数」降順で表示

また、検索タブより、ビルダーズシェア掲載名(ニックネーム)で対象のビルダーズシェア掲載プログラムを検索することもできます。

ビルダーズシェアにおけるシミュレーション画面について

※シミュレーション結果であり、将来の利益を保証するものではありません
※画像はイメージであり、実際のシミュレーション結果と数字が異なります

「ビルダーズシェア」掲載の自動売買プログラムについても「セレクト」タブ掲載の自動売買プログラムと同様に、「ある期間から稼働していたらどのような成績になったか」というバックテストシミュレーション結果を確認することができます。
ただし「セレクト」とは違い、一覧に表示されるシミュレーション観測期間は当該ビルダーの稼働日から起算されます。
「稼働日」とは、ビルダーズシェアのポートフォリオに含まれる個々のプログラムにおける初回稼働日のうち、最も若い日付を指します。
そのため、「ビルダーズシェア」掲載の自動売買プログラムの一覧における観測期間は一定ではございませんのでご注意ください。

また、「ビルダーズシェア」掲載の自動売買プログラムでは、直近のパフォーマンス評価を4段階で表示いたします。

ビルダーズシェア掲載自動売買プログラムの詳細を知りたい時

一覧画面より「詳細を見る」ボタン、画面左上「シミュレーション」ボタンの順にクリックすると、選択した自動売買プログラムの設定値やシミュレーションデータの確認ができます。

詳細画面左側に表示されているデータは当該プログラムの「稼働日」をベースにしたシミュレーションデータとなります。
「稼働日」とは、ビルダーズシェアのポートフォリオに含まれる個々のプログラムにおける初回稼働日のうち、最も若い日付を指します。
「トライオート経験年数」や「運用スタイル」は、投稿者に回答いただいた内容を表示しております。

画面右側のシミュレーショングラフでは、「稼働日~」の箇所をクリックすることで観測期間を変更することができます。

また、「詳細を見る」画面下部ではシミュレーション期間における約定履歴、組み入れられている自動売買注文の設定値や、投稿者コメントを確認することができます。

稼働したい自動売買プログラムが決まったら、カートに入れて自動売買注文を稼働しましょう。
もちろんカートを経由せず、「今すぐ稼働する」ボタンから稼働していただいても問題ありません。
稼働方法については前述の「5-3.自動売買セレクトの始め方」で解説した内容と同様ですので、そちらをご参考ください。

※トライオートFXのコアレンジャー、ハーフは、両建てとなるタイミングがあるため、スプレッドが二重にかかる、スワップポイントで支払いが生じるなどのデメリットがある点を理解していただき、ご自身の責任と判断でお使いください。
※トライオートFXのロジックは全て、それぞれの自動売買注文に損切りの設定はされていませんので、ご自身の責任と判断でご利用ください。