欧米市場の戦略

■アジア市場サマリー
日経平均 22539.12 +119.04 +0.53%
TOPIX 1794.08 +7.37 +0.41%
■現況のセンチメント
中立(VIX指数10.20)
■市場のテーマ
トランプ政権の政策への思惑
北朝鮮の地政学リスク
米金融政策への思惑
米長期金利の動向
主要国の株価動向
■今夜の材料
21:00 (英)BOE政策金利・声明発表
   (英)BOE議事録公表
   (英)BOE資産購入枠発表
   (英)BOE四半期インフレ報告
21:30 (英)BOEカーニー総裁の記者会見
   (米)新規失業保険申請件数
   (米)第3四半期非農業部門生産性
   (米)単位労働費用
   (米)パウエルFRB理事の講演
01:20 (米)ダドリーNY連銀総裁の講演

■欧米市場の売買戦略(ドル円)
 揉み合いか?

昨夜のドル円は、ADP雇用統計の好結果を受け、
一時114.20台まで上昇したものの、その後発表
されたISM製造業景況指数が予想を下回ると
113.80台まで反。しかし、午後にFOMCを控えている
事から、反応は限定的となりました。
FOMCでは予想通り金利は据え置かれ、声明発表後
は一時的に下振れる場面も見られましたが、声明に
サプライズは無く、12月の追加利上は既定路線との
見方が維持され、ドル円は114円台を回復する展開と
なりました。
本日の東京市場では、トランプ大統領が次期FRB議長に
パウエル氏を指名する考えを本人に伝えたとの報道
を受け、ドル円は一時113.70台まで反落しております。
ドル円はまたしても114円台を維持出来ずとなりました。
113円前半~114円前半での膠着相場から脱するには
明日の米雇用統計を待つ事になりそうです。
今夜のドル円は113円台半ば~114円台半ばの値幅を
想定し、NY市場の動きを睨みながら短期値幅取りで
勝負します。

現在のレート
 ドル円:113.89